今回は、「生活費を節約するためにできる簡単な方法」を紹介します。
もっち夫婦は、実はそこまで細かい節約をすることなく、お金の心配をなくすことができました。
もちろん節約だけではありませんが、日常生活にダイレクトに影響するのが節約ですので、ぜひ皆様も意識してほしいです。
この記事では、そんなもっち夫婦の主観を含め、非常に簡単な節約の第一歩、家計簿についてお伝えしていきます。
この記事を読んでほしい人
それでは早速行ってみましょう!
家計簿のゴールは「自分の支出の把握をすること」
まず、お金を貯めるために一番最初にやらないといけないことがあります。
それが、「自分の支出の把握をすること」です。
これができれば、お金は自然と貯まっていきますよ。
お金が貯まらない人はまず間違いなく、自分の支出を把握できていません。
何にいくら使ったのか、どこで支払ったのか、それを把握をすることが節約への第一歩です。
逆に、この支出の把握ができていないと、お金は永遠に貯まりません。
100万円の収入があったとしても、100万円を使い切ってしまう生活をしていることになります。
余った分は銀行口座に残りますが、支出の把握ができていない人は湯水のようにどんどん使ってしまうでしょう。
なぜ家計簿をつけられない?
そもそも、なぜ家計簿をつけるのが難しいのでしょうか?
ここではその部分についてお伝えしていきます。
そもそも、支出の把握が難しいから
実は、支出の把握ということ自体、ほとんどの人ができていません。
なぜできないかというと、「主体的に支出を把握しないといけないから」です。
もう少しかみくだいてお伝えすると、「支出を把握しなくても生きていける」ということです。
収入すべてを生活費、贅沢費に使い、貯金が0円でも”今は”困りません。
すぐに生活に困りませんし、もし困ったとしても次の給料日まで我慢すれば良いのです。
もちろんそれ自体は悪いことでも何でもないのです。
「宵越しの金は持たねぇ!」
「せこせこ貯金なんてしたくない!」
こういう風に、自分がそれで良いと思っているのであれば。
でも、このページにたどり着いた人は、そう思っていないと思います。
事実として、自分のお金が減ることに対して、目を背ける人がほとんどなのです。
もっち夫婦も同じです。
自分で稼いだお金が目に見えて減るのは、とても嫌なことなのです。
そのことを踏まえると、意識して支出を拾い続けることがいかに難しいかわかります。
欲しいものを買ったのに、それが数字としてはマイナスになる。
自分のできていないところが浮き彫りになることが嫌、という感覚になります。
こんなことを好きでやれる人は少ないでしょう。
家計簿をつけたくてつけている人はほとんどいません。
よく昔のドラマで、大量のレシートを目の前に鉛筆を持ちながらため息をつく主婦、というシーンがありますが、まさにそれです。
自分の収入を認めたくない
あともう一つ、支出を記録すると「自分の収入の少なさが目立つ」ようになります。
「こんなお金に不自由な生活をしているのは自分の給与が低いからだ」と思ってしまいます。
客観的な数字で自分の収入の少なさが見えてしまいます。
嫌なことからは目を背けたいですよね?
他の人はもっと多く稼いでいる、ということが目に見えてしまいます。
よくXとかで、
「今年の年収1,000万円だ」
「今回のボーナス100万円!」
みたいな投稿を見ると、うんざりしますよね?
この自己嫌悪に陥りやすいのが、家計簿なのです。
家計簿とは、数字の積み重ねです。
つまり、客観的な数字で表現されてしまうので、「他者との比較」という観点がどうしても入ってしまいます。
これが辛くて、続けられなくなってしまいます。
これが簡単にできるのなら、みんなやれてしまいます。
それでも世の中に、家計簿に関する情報が溢れているのは、簡単にはできないからなのです。
家計簿をつけることは面倒
あと純粋に、家計簿をつけることは面倒です。
いちいち細かい支出などを記録し続けるのは、相当な根気がない限り無理です。
レシートも都度保管していないといけませんし、記録するのにも時間がかかります。
人間、面倒なことは長く続きません。
一度やらなくなると、もう再開するのは難しくなります。
逆に言えば、「面倒でなければ続けられる」ということにもなりますが。
貯金のできない人のほとんどが、「使途不明金」が非常に多いのです。
平均で数万円という金額が、「何に使ったのか分からない」のです。
コンビニでふらっと使ったり、自動販売機で購入したり、飲み会に行ったのに酔っぱらって忘れたり、など色々な要因があります。
また、クレジットカードやスマホ決済などのツールが発達し、自分の支出をリアルタイムで把握しづらくなったからということも挙げられます。
クレジットカードは月末引き落としなので、都度いくら使ったかなんて覚えていませんもんね。
では、具体的にどうしたらよいのでしょうか?
家計簿をつける
収支を把握するためには家計簿をつけるのが最も効率的です。
そのために外せないポイントを3つお伝えします。
家計簿をつける目的を明確にする
家計簿をつける目的は人それぞれです。
もっち(夫)的には、「家計簿は支出を把握するため」のツールです。
何にいくら使ったのかを把握するために使います。
逆に言えば、それだけ分かれば問題ありません。
家計の収支を把握することで、浪費を防ぎたい、将来の資産形成のために貯蓄を増やしたい、支出の見直しをしたいなどの目的があります。
しかし、ひとまずは現状の把握です。
まずは使途不明金を0円にすることが一番大事なのです。
これが分かれば、自分の無駄な出費が分かります。
見たくないところかもしれませんが、逆にここを見つけられれば、家計の見直しは難しくありません。
家計簿の形式を決める
家計簿の形式には、手書き、スプレッドシート、アプリなど様々な方法があります。
手書きの場合
ノートや専用の家計簿帳を使って、日々の収支をつけます。
自分の好きな形式に出来るので満足度は上がりますが、計算などを自分で全てやらないといけないので手間はものすごくかかります。
「家計簿を自分色にしたい!」という情熱がある人には向いている方法です。
パソコンやスマホの扱いに慣れていない人は、最も取り掛かりやすいと思います。
スプレッドシート
エクセルなどを使って、自分で項目を設定して記録します。
家計簿は表で作られることがほとんどなので、エクセルなどの計算ツールは向いています。
表を上手に使えば、自分だけのオリジナル家計簿を作ることもできます。
もっち(夫)も昔はエクセルで家計簿をつけていました。
アプリ
収支を自動的に登録してくれたり、分析機能があったりするので、入力する手間を省けます。
もっち(夫)としては、「アプリ一択」です。
少し厳しいですが、個人的にはこれ以外の方法での家計簿は時間の無駄だと思っています。
家計簿をつけるのは、口で言うほど簡単ではありません。
特に細かい支出の漏れをなくすためには、支出の都度、記入をしないといけません。
これにはかなりの負担がありますし、元々家計簿をつけていた人でないと無理です。
もっち(夫)も昔はエクセルで家計簿をつけていましたが、一か月ももたず挫折しました。
家計簿をつけるために、
- パソコンを開く
- レシートを準備する
- 計算式を作り、入力する
こんな面倒なことを、休みの日に行いたいと思いますか?(逆ギレ)
できるわけないでしょう。
そのためもっち夫婦は、家計簿をほぼ自動化しています。
自分で入力することなく、勝手に家計簿ができあがるので重宝しています。
2週間に1回は家計簿を見るようにする
入力を自動にしても、つけた家計簿を見ないと意味がありません。
ただ、毎日見る必要もありません。
逆に毎日見ていても、お金の節約にはなりません。
その時間を他の事に使った方がよいです。
どのくらいの距離感が良いかと言うと、「2週間に1回」です。
もっち(夫)も2週間に1回くらいしか確認していません。
家計簿をつけ始めたころはそれこそ毎日のように見ていましたが、毎日数字が変わるものでもありませんし、先にお伝えした通り時間がもったいないということを自覚しました。
それからは、「休みの日に思いついたら見る」という頻度になりました。
それが2週間に1回、という距離感です。
まずは家計簿を見る癖をつけましょう。
家計簿アプリについて
まずは家計簿アプリのポイントをお伝えします。
メリット
- 簡単な家計管理ができる
- 銀行口座やクレジットカードの明細を自動取得できるため、手動で入力する手間が省ける
- 自動でカテゴリ分けがされるため、家計簿をつける時間や手間を大幅に削減できる
- レシートの読み取り機能もあるので、写真を撮るだけでもOK
デメリット
- 銀行口座の連携によるセキュリティー面の不安
- プレミアム会員になると有料になる
- 取り込めない金融機関もある
- 自動取り込み機能による誤取り込みや重複取り込みがある
また、支出の可視化もできるようになります。
アプリを使うことで、自分がどのくらいのお金をどのようなものに使っているのかが一目でわかります。
月々の支出額やカテゴリ別の支出額をグラフやチャートで確認することができるため、節約のためのヒントを得ることもできます。
さらに、外出先でも確認できるので、スマートフォンアプリを利用することで、いつでもどこでも家計簿の確認ができます。
もっち夫婦おすすめの家計簿アプリ2選
ここで、もっち(夫婦)がおすすめする、家計簿アプリ2選をご紹介します。
ここで挙げるものを選んでおけば間違いないので、家計簿アプリに悩んでいる人はここから選んでもらえればと思います。
おすすめ①【マネーフォワード】
家計簿アプリはこれを使っておけば間違いない、と言われるほどのアプリです。
最近、登録できるクレジットカードや金融機関の数が10から4に減るという改悪が起こり、話題になりました。
ただ個人的には、これでも問題なく使えますし、今までが大盤振る舞いだっただけの話だと思います。
とりあえず、今から家計簿アプリを使う人にはマネーフォワードをおすすめします。
おすすめ②【ZAIM(ざいむ)】
もっち夫婦が使っているアプリです。
ZAIMの良いところは、レシートを撮影して記録できるところです。
自分で手入力をすることなく、写真を撮ればOKというのが魅力的です。
また、クレジットカードの登録も出来るので、決済をされると支出として自動入力してくれます。
機能的にはマネーフォワードと変わりません。
無料で使えるので重宝しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は家計簿について解説しました。
ここで注意してほしいのはあくまで、「家計簿は支出を把握するツール」ということです。
家計簿をつけたからと言って、お金が貯まるわけではありません。
100点の家計簿を作る必要はありません。
全体の収入と支出が把握できる、80点の家計簿をつければよいのです。
その80点の家計簿を作るために、アプリを使うことをおすすめしています。
時間に余裕ができれば、ほかのことができるようになります。
家計簿をつける時間が楽しいという人は少ないと思うので、嫌いなことに多くの時間を使うのではなく、好きなことに時間を使うようにしてくださいね。
もっち(夫婦)は、これが人生を楽しく生きるコツだと思っています。
今後も生活に役立つ情報をお伝えしていきます。