今回のブログでは、朝日ネットの事業内容や収益状況、財務状況、将来性、懸念点、株価、配当金、株主優待について詳しく解説します。
初心者でもわかりやすく、最新の数値を用いて具体的に説明しています。
インターネット接続サービスや教育支援サービスの成長、法人向けサービスの拡大、IoT/M2M市場の需要増加など、朝日ネットの将来性に注目しています。
また、競争激化や技術革新への対応、法人向けサービスのリスクなど、事業への懸念点も具体的な数値を交えて説明しています。株価や配当金、株主優待についても最新の情報を提供しています。
このブログをオススメする人
- インターネット接続サービスの市場動向を知りたい人
- 安定した配当金を重視する投資家
朝日ネットの事業内容について
インターネット接続サービス
「インターネット接続サービスって具体的に何？」
もっち（夫）「簡単に言うと、インターネットに接続するためのサービスだよ。朝日ネットは『ASAHIネット』という名前で提供しているんだ。」
朝日ネットは、インターネット接続サービス「ASAHIネット」を提供しています。
このサービスは、家庭やオフィスでのインターネット利用をサポートし、高速で安定した接続を実現します。特に、IPv6接続サービス「v6コネクト」により、より高速で安定したインターネット接続が可能です。
教育支援サービス「manaba」
「教育支援サービスって何？」
もっち（夫）「学校や大学で使われるオンライン学習システムのことだよ。朝日ネットの『manaba』は、その代表的なサービスなんだ。」
朝日ネットは、教育支援サービス「manaba」を提供しています。これは、ラーニング・マネジメント・システム（LMS）と呼ばれるもので、大学や学校でのオンライン学習をサポートします。
manabaは、シンプルで使いやすいユーザビリティとクラウド型サービスであることが特徴です。
クラウドカメラソリューション
「クラウドカメラソリューションって何？」
もっち（夫）「クラウドを使ってカメラの映像を管理するサービスだよ。防犯カメラや監視カメラに使われることが多いんだ。」
朝日ネットは、クラウドカメラソリューションも提供しています。このサービスは、クラウドを利用してカメラの映像を管理し、どこからでもアクセスできるようにするものです。
特に、防犯カメラや監視カメラとして利用されることが多く、セキュリティ対策に役立ちます。
マネージドルーターサービス
「マネージドルーターサービスって何？」
もっち（夫）「ルーターの管理を代行するサービスだよ。設定やメンテナンスをプロに任せることができるんだ。」
朝日ネットは、マネージドルーターサービスも提供しています。このサービスは、ルーターの設定やメンテナンスを専門のスタッフが行うもので、利用者は安心してインターネットを利用することができます。
IoT/M2Mサービス
「IoT/M2Mサービスって何？」
もっち（夫）「モノとモノがインターネットを通じて通信するサービスだよ。例えば、スマート家電や自動車の通信に使われるんだ。」
朝日ネットは、IoT（Internet of Things）やM2M（Machine to Machine）サービスも提供しています。これにより、スマート家電や自動車などがインターネットを通じて通信し、便利な機能を実現します。
朝日ネットの収益状況について
売上高の推移
「朝日ネットの売上高ってどうなっているの？」
もっち（夫）「最近のデータによると、朝日ネットの売上高は10年連続で過去最高を更新しているんだ。2022年3月期上期の売上高は56億9,300万円だったよ。」
朝日ネットの売上高は、ここ数年で大きく成長しています。特に、2022年3月期上期の売上高は56億9,300万円となり、前年同期比で8.8%増加しました。
この成長は、インターネット接続サービス「ASAHIネット」や「v6コネクト」の需要増加が主な要因です。
営業利益の状況
「営業利益って何？」
もっち（夫）「会社が本業で稼いだ利益のことだよ。朝日ネットの営業利益も増えているんだ。」
朝日ネットの営業利益も順調に増加しています。2022年3月期上期の営業利益は9億4,400万円で、前年同期比で21.1%増加しました。この増益は、売上高の増加と効率的なコスト管理が寄与しています。
各事業の収益貢献
「どの事業が一番儲かっているの？」
もっち（夫）「インターネット接続サービスが一番大きな収益源だよ。特に『v6コネクト』が好調なんだ。」
朝日ネットの収益の大部分は、インターネット接続サービスから来ています。特に、「v6コネクト」は2億9,200万円の増収を記録しました。
また、光コラボレーションモデルを活用した「AsahiNet 光」や「ASAHIネット ドコモ光」も1億9,000万円の増収となっています。
教育支援サービス「manaba」の収益
「教育支援サービスも儲かっているの？」
もっち（夫）「そうだよ。『manaba』も収益に貢献しているんだ。」
教育支援サービス「manaba」も、朝日ネットの収益に貢献しています。
2022年3月期上期には、1,500万円の増収を記録しました。これは、大学や学校でのオンライン学習の需要が高まっているためです。
収益の増加要因
「どうしてこんなに収益が増えているの？」
もっち（夫）「新しいサービスの導入と既存サービスの需要増加が主な要因だよ。」
朝日ネットの収益増加の要因は、新しいサービスの導入と既存サービスの需要増加です。特に、インターネット接続サービスの需要が高まり、退会率が減少したことが大きな要因です。
また、法人顧客の獲得にも成功しており、これが収益増加に寄与しています。
朝日ネットの財務状況について
総資産の状況
「朝日ネットの総資産ってどれくらいあるの？」
もっち（夫）「最新のデータによると、総資産は141億1,900万円だよ。ただし、前年同期比で1.12%減少しているんだ。」
朝日ネットの総資産は、2024年8月時点で141億1,900万円となっています。これは前年同期比で1.12%の減少を示していますが、依然として堅実な財務基盤を維持しています。
株主資本の状況
「株主資本って何？」
もっち（夫）「会社の純資産のことだよ。朝日ネットの株主資本は119億3,400万円だね。」
朝日ネットの株主資本は、2024年8月時点で119億3,400万円となっています。これは前年同期比で3.08%の減少を示していますが、依然として高い水準を維持しています。
利益剰余金の状況
「利益剰余金ってどれくらいあるの？」
もっち（夫）「朝日ネットの利益剰余金は132億1,500万円だね。」
朝日ネットの利益剰余金は、2024年8月時点で132億1,500万円となっています。これは前年同期比で1.74%の増加を示しており、会社の財務状況が安定していることを示しています。
売上高の推移
「売上高ってどうなっているの？」
もっち（夫）「2024年3月期の売上高は122億1,700万円だよ。前年同期比で0.39%増加しているんだ。」
朝日ネットの売上高は、2024年3月期に122億1,700万円となり、前年同期比で0.39%増加しました。この増加は、インターネット接続サービスや教育支援サービスの需要が引き続き高いことが要因です。
営業利益の状況
「営業利益ってどうなっているの？」
もっち（夫）「2024年3月期の営業利益は19億6,500万円だよ。前年同期比で6.74%増加しているんだ。」
朝日ネットの営業利益は、2024年3月期に19億6,500万円となり、前年同期比で6.74%増加しました。この増益は、効率的なコスト管理と売上高の増加が寄与しています。
経常利益の状況
「経常利益って何？」
もっち（夫）「会社の通常の業務から得られる利益のことだよ。朝日ネットの経常利益は19億8,600万円だね。」
朝日ネットの経常利益は、2024年3月期に19億8,600万円となり、前年同期比で7.58%増加しました。この増益は、営業利益の増加とともに、財務活動の効率化が寄与しています。
当期純利益の状況
「当期純利益ってどうなっているの？」
もっち（夫）「2024年3月期の当期純利益は12億8,900万円だよ。前年同期比で0.31%増加しているんだ。」
朝日ネットの当期純利益は、2024年3月期に12億8,900万円となり、前年同期比で0.31%増加しました。この増益には、売上高の増加とコスト管理の成果が反映されています。
朝日ネットの将来性について
インターネット接続サービスの成長
「朝日ネットのインターネット接続サービスって、これからも伸びるの？」
もっち（夫）「そう思っているよ。特に『v6コネクト』が好調で、売上高は2億9,200万円の増収を記録しているんだ。」
朝日ネットのインターネット接続サービスは、今後も成長が期待されています。特に、IPv6接続サービス「v6コネクト」は、2024年3月期に2億9,200万円の増収を記録しました。
この成長は、提携事業者との取り扱い通信量の増加が主な要因です。
教育支援サービス「manaba」の需要増加
「教育支援サービスも将来性があるの？」
もっち（夫）「もちろん。『manaba』は大学や学校でのオンライン学習の需要が高まっているから、これからも成長が期待できるよ。」
教育支援サービス「manaba」も、将来性のある事業の一つです。2024年3月期には、1,500万円の増収を記録しました。これは、大学や学校でのオンライン学習の需要が高まっているためです。
法人向けサービスの拡大
「法人向けのサービスも伸びているの？」
もっち（夫）「そうだよ。特に、光コラボレーションモデルを活用したサービスが好調なんだ。」
朝日ネットは、法人向けサービスの拡大にも力を入れています。
特に、NTT東西の光コラボレーションモデルを活用した「AsahiNet 光」や「ASAHIネット ドコモ光」は、1億9,000万円の増収を記録しました。これにより、法人顧客からの受注増加が期待されています。
IoT/M2M市場の需要拡大
「IoTやM2Mの市場も将来性があるの？」
もっち（夫）「そうだね。IoTやM2Mの市場は急速に拡大しているから、朝日ネットのサービスも需要が増えているんだ。」
朝日ネットは、IoT（Internet of Things）やM2M（Machine to Machine）市場の需要拡大にも対応しています。これにより、スマート家電や自動車などがインターネットを通じて通信し、便利な機能を実現しています。
朝日ネットの事業への懸念点と将来の不安材料
インターネット接続サービスの競争激化
「インターネット接続サービスって、競争が激しいの？」
もっち（夫）「そうだね。特に大手通信事業者との競争が厳しくなっているんだ。」
朝日ネットのインターネット接続サービスは、競争が激化しています。特に、大手通信事業者との競争が厳しく、価格競争が激化しています。
2024年3月期の売上高は122億1,700万円で、前年同期比で0.39%の増加にとどまっています。この増加率の低さは、競争の激化が影響していると考えられます。
技術革新への対応
「技術の進化についていけるの？」
もっち（夫）「それが問題なんだ。特に5Gや新しい通信技術への対応が求められているんだ。」
朝日ネットは、技術革新への対応が求められています。
この分野の技術革新は、置いていかれるとあっという間ですからね。
特に、5Gや新しい通信技術への対応が遅れると、競争力を失う可能性があります。
2024年3月期の営業利益は19億6,500万円で、前年同期比で6.74%増加していますが、技術革新への投資が必要です。
法人向けサービスのリスク
「法人向けサービスって、リスクがあるの？」
もっち（夫）「そうだね。特に、法人顧客の需要変動がリスクになるんだ。」
朝日ネットの法人向けサービスは、需要変動のリスクがあります。
特に、経済状況の変動や競争の激化が影響します。2024年3月期の経常利益は19億8,600万円で、前年同期比で7.58%増加していますが、法人顧客の需要変動がリスクとなります。
IoT/M2M市場の不確実性
「IoTやM2Mの市場って、どうなの？」
もっち（夫）「市場は急速に拡大しているけど、不確実性も高いんだ。」
朝日ネットのIoT/M2M市場は、急速に拡大していますが、不確実性も高いです。特に、技術の進化や市場の変動が影響します。
正直どうなるか未知数のところが大きいので、過度な期待をしすぎるのもよくありません。
2024年3月期の当期純利益は12億8,900万円で、前年同期比で0.31%の増加にとどまっています。この増加率の低さは、市場の不確実性が影響していると考えられます。
朝日ネットの株価について
株価の現状
「朝日ネットの株価って、今どれくらいなの？」
もっち（夫）「最新のデータによると、朝日ネットの株価は677円だよ。前日比で9円上昇しているんだ。」
朝日ネットの株価は、2024年8月28日時点で677円となっています。これは前日比で9円（1.35%）の上昇を示しており、投資家からの関心が高まっていることを示しています。
株価の推移
「最近の株価の動きはどうなっているの？」
もっち（夫）「年初来高値は696円、年初来安値は581円だね。最近は安定しているよ。」
朝日ネットの株価は、2024年に入ってから安定した動きを見せています。
年初来高値は696円、年初来安値は581円であり、最近の株価はこの範囲内で推移しています。特に、8月28日の取引では、日中の高値が669円、安値が663円でした。
比較的買いやすい金額なのはポイントですね。
株価の評価指標
「株価の評価指標って何？」
もっち（夫）「PERや配当利回りのことだよ。朝日ネットのPERは11.79倍、配当利回りは3.55%だね。」
朝日ネットの株価評価指標として、PER（株価収益率）は11.79倍、配当利回りは3.55%となっています。これらの指標は、投資家にとって魅力的な水準であり、安定した収益性と高い配当利回りが評価されています。
株価の将来性
「株価はこれからどうなるの？」
もっち（夫）「インターネット接続サービスや教育支援サービスの成長が期待されているから、株価も上昇する可能性があるよ。」
朝日ネットの株価は、今後も上昇する可能性があります。特に、インターネット接続サービス「v6コネクト」や教育支援サービス「manaba」の成長が期待されており、これが株価の上昇要因となってほしいところです。
しかし、インターネット技術の革新が、ここ数年で起きていることを考えると、簡単に振り落とされてしまいます。
この会社が生き残ることを祈るのみですね。
朝日ネットの配当金について
配当金の現状
「朝日ネットの配当金って、今どれくらいなの？」
もっち（夫）「最新のデータによると、2024年3月期の年間配当金は23円だよ。これは前年同期比で0.5円の増加なんだ。」
朝日ネットの2024年3月期の年間配当金は23円となっています。これは前年同期比で0.5円の増加を示しており、安定した配当政策が続いています。
配当利回り
「配当利回りって何？」
もっち（夫）「株価に対する配当金の割合のことだよ。朝日ネットの配当利回りは3.63%だね。」
朝日ネットの配当利回りは、2024年8月時点で3.63%となっています。これは、投資家にとって魅力的な水準であり、安定した収益を期待できることを示しています。
配当性向
「配当性向って何？」
もっち（夫）「会社が稼いだ利益のうち、どれだけを配当に回すかの割合だよ。朝日ネットの配当性向は49.5%だね。」
朝日ネットの配当性向は、2024年3月期で49.5%となっています。これは、会社が稼いだ利益の約半分を配当に回していることを示しており、株主還元に積極的な姿勢を示しています。
配当金の推移
「配当金の推移はどうなっているの？」
もっち（夫）「ここ数年で配当金は増加傾向にあるよ。例えば、2020年3月期の年間配当金は18.5円だったけど、2024年3月期には23円に増えているんだ。」
朝日ネットの配当金は、ここ数年で増加傾向にあります。2020年3月期の年間配当金は18.5円でしたが、2024年3月期には23円に増加しました。この増加は、会社の安定した収益基盤と株主還元の姿勢を反映しています。
朝日ネットの株主優待について
株主優待の現状
「朝日ネットの株主優待って、どんなものがあるの？」
もっち（夫）「残念だけど、朝日ネットは現在、株主優待を実施していないんだ。」
朝日ネットは、現在株主優待を実施していません。以前は、毎年12月末時点で10単元（1,000株）以上保有している株主に対して、特製のオリジナル商品を提供していました。
しかし、最新の情報によると、現在は株主優待制度が廃止されています。
株主優待の廃止理由
「どうして株主優待をやめたの？」
もっち（夫）「具体的な理由は公表されていないけど、コスト削減や経営戦略の一環として考えられるね。」
朝日ネットが株主優待を廃止した具体的な理由は公表されていませんが、一般的にはコスト削減や経営戦略の一環として行われることが多いです。
株主優待の提供には一定のコストがかかるため、その分を他の事業や株主還元に回すことが考えられます。
配当金とのバランス
「配当金はどうなっているの？」
もっち（夫）「配当金は増加傾向にあるよ。2024年3月期の年間配当金は23円で、前年同期比で0.5円増加しているんだ。」
朝日ネットは、株主優待を廃止する一方で、配当金を増加させています。2024年3月期の年間配当金は23円で、前年同期比で0.5円の増加を示しています。これにより、株主還元の一環として配当金を重視する姿勢が見て取れます。
株主優待の代替案
「株主優待がないなら、他に何か特典はあるの？」
もっち（夫）「特典はないけど、配当金の増加や株価の安定が株主にとってのメリットだね。」
朝日ネットは、株主優待の代替として、配当金の増加や株価の安定を図っています。これにより、株主に対する還元を継続的に行うことを目指しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
朝日ネットは、株価も650円前後と、比較的買いやすい銘柄だと思います。
配当金もそれなりにもらえるため、投資初心者でも買いやすいかなと思っています。
もっちも100株保有していて、安定して配当金を得ているので、試しに購入してもいいと思います。
最後に、「株の購入は自己責任」でお願いいたします。
それではまた次回！