【最強のニッチ企業!?】アルプス技研の最新財務状況と株式の購入理由を徹底解説!

アルプス技研
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このブログでは、アルプス技研の財務状況と、もっちがなぜこの銘柄を購入したかもお伝えしますので、参考にしてください。

最新の数値を基に、売上高、営業利益、純利益、キャッシュフローなどの重要な指標をわかりやすく説明します。

技術者派遣事業や受託開発事業の成長、安定した財務基盤についても触れています。

特に、株主や投資家にとって有益な情報が満載です。

アルプス技研の将来性や収益性を理解して、株式購入のための参考にしてください。

初心者でも理解しやすい内容になっていますので、ぜひご覧ください。

目次

このブログをオススメする人

アルプス技研の株主優待や配当金に興味がある人

技術者派遣業界や受託開発事業について詳しく知りたい人

安定した財務状況を持つ企業への投資を検討している人

アルプス技研の事業内容について

技術者派遣事業

「技術者派遣って、具体的にどんなことをするの?」

もっち(夫)

「技術者派遣は、企業が必要とする技術者を一時的に提供するサービスだよ。」

アルプス技研は、技術者派遣事業を通じて、多くの企業に技術者を提供しています。

このサービスは、企業が短期間で必要なスキルを持つ人材を確保するのに役立ちます。

特に、製造業や情報通信業など、技術力が求められる分野での需要が高いです。

派遣される技術者は、設計、開発、試作、製造、評価など、さまざまな工程で活躍しています。

事務職などの派遣業はたくさんありますが、技術者に特化した企業は珍しいですね。

そういった意味で、かなりニッチな企業ですね。

技術プロジェクト受託事業

「受託事業って、どういうことをするの?」

もっち(夫)

「受託事業は、企業から技術プロジェクトを丸ごと引き受けて、開発から製造までを担当するんだ。」

アルプス技研の技術プロジェクト受託事業は、企業の技術開発を全面的にサポートします。

具体的には、製品の設計、試作、製造、評価までを一貫して行います。

このサービスにより、企業は自社のリソースを他の重要な業務に集中させることができます。

また、アルプス技研の豊富な経験と専門知識を活かして、高品質な製品を効率的に開発することが可能です。

全てのことを自社でできるのは大きな強みですね。

細かく業務を委託することに対してメリット、デメリットがありますが、個人的には全て自社でできる方が良いと思います。

クオリティも担保できますし、業務に対するレスポンスも早くなります。

また、発注する側も個別で委託するよりも、一括で委託できた方が楽ですからね。

メリットの方が大きいのかなと思います。

アルプス技研 株

ソフトウェア開発事業

「ソフトウェア開発もやってるの?」

もっち(夫)

「そうだよ。アルプス技研は、ソフトウェアの設計から開発、テストまでを一貫して行っているんだ。」

アルプス技研は、ソフトウェア開発事業も展開しています。

特に、製造業向けのシステム開発において、多くの実績があります。

例えば、生産管理システムや品質管理システムなど、製造プロセスを効率化するためのソフトウェアを開発しています。

また、最新の技術を取り入れたシステム開発にも積極的に取り組んでおり、企業のニーズに応じたカスタマイズも可能です。

技術者特化の企業ということもあり、ソフトウェアも自社で開発できることは大きな強みですね。

自社工場における製品開発事業

「自社工場って、どんなことをしてるの?」

もっち(夫)

「自社工場では、アルプス技研が独自に開発した製品の製造を行っているんだ。」

アルプス技研は、自社工場を持ち、そこで独自の製品開発を行っています。

これにより、試作品の迅速な製造や、小ロット生産が可能です。自社工場を活用することで、開発から製造までの一貫した品質管理が実現し、顧客に高品質な製品を提供することができます。

また、自社工場での製品開発により、技術者のスキル向上や新技術の導入も積極的に行われています。

最新のデータ

アルプス技研の最新のデータによると、2023年12月末時点での売上高は連結で462億16百万円、単体で362億74百万円です。

また、従業員数は連結で6,107名、単体で4,680名となっています。

かなり従業員数が多い企業ですね。

多くの人材がいると、その分大きな利益を生みやすくもなりますね(もちろん人件費がかかるデメリットもありますが…)

アルプス技研の収益状況について

売上高の推移

「アルプス技研の売上高って、どれくらい伸びてるの?」

もっち(夫)

「2023年の売上高は462億1,600万円で、前年同期比で約6%増加しているんだ。」

アルプス技研の2023年12月期の売上高は462億1,600万円で、前年同期比で約6%増加しています。

この増加は、技術者派遣事業や受託開発事業の需要が堅調に推移していることが要因です。

特に、半導体関連事業の成長が売上高の増加に寄与しています。

営業利益と経常利益

「営業利益や経常利益はどうなってるの?」

もっち(夫)

「2023年の営業利益は49億8,200万円、経常利益は50億5,300万円だよ。どちらも前年同期比で増加しているんだ。」

2023年12月期の営業利益は49億8,200万円で、前年同期比で約7%増加しています。

また、経常利益は50億5,300万円で、こちらも前年同期比で約8%増加しています。

これらの増加は、売上高の増加とともに、コスト管理の徹底が奏功していることを示しています。

純利益の状況

「純利益はどうなってるの?」

もっち(夫)

「2023年の純利益は36億9,600万円で、前年同期比で約8%増加しているよ。」

2023年12月期の純利益は36億9,600万円で、前年同期比で約8%増加しています。

この増加には、営業利益と経常利益の増加に加え、税引前利益の増加が寄与しています。

アルプス技研は、安定した収益を上げており、株主に対しても高いリターンを提供しています。

利益がちゃんと上がっていることは、株主にとっては嬉しいことですね。

セグメント別の収益

「セグメント別の収益って、どうなってるの?」

もっち(夫)

「技術者派遣事業が主力で、2023年の売上高は全体の約70%を占めているんだ。」

アルプス技研の収益は、主に技術者派遣事業と受託開発事業から成り立っています。

2023年の技術者派遣事業の売上高は全体の約70%を占めており、受託開発事業の売上高は全体の約20%です。

メインは技術者の派遣、サブで開発事業という2本の柱がありますね。

もっちとしては、技術者の派遣は他の企業では真似することが難しいので、需要があるうちは、しっかり稼ぐことができると考えています。

財務指標の評価

「財務指標って、どんなものがあるの?」

もっち(夫)

「例えば、ROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)があるよ。2023年のROEは22.1%、ROAは13.8%だね。」

アルプス技研の2023年12月期のROE(自己資本利益率)は22.1%で、これは株主資本に対する利益の割合を示しています。

また、ROA(総資産利益率)は13.8%で、総資産に対する利益の割合を示しています。これらの指標は、企業の収益性を評価するための重要な指標です。

一般的な目安として、ROEが8〜10%以上であれば優良企業と判断されることが多いですので、この数値はかなり信頼できる数値ですね。

ROAの一般的な目安は5%とされていますので、これも非常に良い数値ですね。

キャッシュフローの状況

「キャッシュフローはどうなってるの?」

もっち(夫)

「2023年の営業キャッシュフローは63億円で、前年同期比で増加しているんだ。」

これは、企業が安定した収益を上げていることを示しており、今後の投資や事業拡大に向けた資金を確保できていることを意味します。

資金は潤沢にあったほうが、設備投資や突発的な出費があった際に対応できますからね。

これは良い傾向ですね。

アルプス技研の財務状況について

総資産と株主資本

「アルプス技研の総資産って、どれくらいあるの?」

もっち(夫)

「2024年6月時点での総資産は268億3,476万円だよ。」

アルプス技研の総資産は、2024年6月時点で268億3,476万円となっています。

これは前年同期比で7.23%の増加です。

また、株主資本は167億1,253万円で、自己資本比率は66.0%です。

この高い自己資本比率は、企業の財務健全性を示す重要な指標であり、安定した経営基盤を持っていることを意味します。

利益剰余金と有利子負債

「利益剰余金って、どれくらいあるの?」

もっち(夫)

「利益剰余金は142億7,959万円だよ。」

アルプス技研の利益剰余金は、2024年6月時点で142億7,959万円です。

これは前年同期比で4.31%の増加を示しています。

一方、有利子負債は2億3,060万円で、前年同期比で5.98%減少しています。

このように、利益剰余金の増加と有利子負債の減少は、企業の財務状況が改善していることを示しています。

やはり、財務が健全な企業は安定している印象を受けるので、今後もこの安定性は続けてほしいです。

現金及び預金

「現金や預金って、どれくらいあるの?」

もっち(夫)

「現金及び預金は11億6,040万円だよ。」

これは前年同期比で増加しており、企業の流動性が高まっていることを示しています。

流動性の高い資産を持つことは、企業が短期的な資金需要に対応できる能力を示す重要な指標です。

アルプス技研の将来性について

半導体関連事業の成長

「半導体関連事業って、どれくらい成長してるの?」

もっち(夫)

「2023年の売上高は前年比で15%増加しているんだ。」

アルプス技研は、半導体関連企業との取引が多く、これが大きな強みとなっています。

2023年の半導体関連事業の売上高は前年比で15%増加しており、今後も需要が高まることが予想されます。

この成長は、技術者派遣や受託開発の分野での需要拡大に寄与しています。

半導体関連は、ここ数年で飛躍的に伸びてきているので、その流れをしっかり掴んでいますね。

新規事業の展開

「新規事業って、どんなものがあるの?」

もっち(夫)

「農業や介護などの新しい分野にも力を入れているんだ。」

アルプス技研は、農業や介護などの新規事業にも積極的に取り組んでいます。

これらの分野は、少子高齢化が進む日本において、今後の需要拡大が期待されています。

特に、農業分野ではスマート農業技術の導入により、生産性の向上が図られています。

個人的には、これからは農業のデジタル革新が非常に面白いジャンルだと思っていますので、そこに着目してもらっているところもポイントが高いですね。

アルプス技研の事業への懸念点と将来の不安材料

技術者不足の影響

「技術者不足って、どれくらい深刻なの?」

もっち(夫)

「少子化の影響で、特に若手技術者の確保が難しくなっているんだ。」

アルプス技研は、技術者派遣事業を主力としていますが、少子化の影響で若手技術者の確保が難しくなっています。

単純に、労働人口の総数が少なくなりますからね。

2023年の新卒採用者数は前年比で10%減少しており、この傾向が続くと将来的な技術者不足が懸念されます。

ただ、技術者の需要が大きく減るということはないので、より優秀な人材を確保し続けることが大切ですね。

また、良い企業とマッチングさせることが、今後はより重要になると考えています。

新規事業の不確実性

「新規事業って、どんなリスクがあるの?」

もっち(夫)

「農業や介護などの新規事業は、まだ収益が安定していないんだ。」

アルプス技研は、農業や介護などの新規事業にも進出していますが、これらの事業はまだ収益が安定していません。

2023年の農業事業の売上は全体の5%未満にとどまっており、今後の成長が不透明です。

このため、新規事業の成功には時間と投資が必要であり、リスクも伴います。

ここは、トレードオフの考えですね。

リスクを取らないとリターンは得られませんので、今後も続けてほしいなと思っています。

経済環境の変動

「経済環境の変動って、どんな影響があるの?」

もっち(夫)

「景気の変動によって、企業の技術者需要が大きく変わるんだ。」

アルプス技研の事業は、景気の変動に大きく影響されます。2023年の景気後退時には、企業の技術者需要が前年比で15%減少しました。

このように、経済環境の変動は事業の安定性に直接影響を与えるため、将来的な不安材料となります。

コロナのようなウイルスが蔓延した際は、新たに人を雇用することも難しくなりますからね。

また、ここ最近の生成aiの進歩により、わたしたちの環境も大きく変わってきています。

最新のiPhone16にも、生成aiでの要約機能も装備されるということで、ほんとに目覚ましい進歩ですね。

この波についていかないと、すぐに時代に置いていかれそうですね。

こういった時代の流れも、人材を扱う会社は特に敏感にならないといけないポイントだと思っています。

アルプス技研

アルプス技研の株価について

株価の現状

「アルプス技研の株価って、今どれくらいなの?」

もっち(夫)

「2024年9月時点での株価は2,699円だよ。」

2024年9月時点でのアルプス技研の株価は2,699円です。

この株価は、前日比で6円(0.22%)上昇しています。

年初来高値は2,998円、年初来安値は2,134円となっており、最近の株価は比較的安定しています。

年初来安値付近で買えた人はラッキーですね。

ちなみにもっちは2,400円付近で購入しているので、良くも悪くもといった感じですね。

ちょうど8月の暴落時に購入しています。

↓その時の記事はこちらから↓

【歴史的暴落!】株式投資初心者必見!2024年8月の暴落から学ぶこと」

ずっと下がったら購入したいと思っていましたので、あの暴落は個人的には良いタイミングでした。

株価の推移

「過去1年間の株価の動きはどうだったの?」

もっち(夫)

「年初来高値は2月に記録した2,998円で、安値は8月の2,134円だよ。」

アルプス技研の株価は、2024年2月に年初来高値の2,998円を記録しました。

その後、8月には2,134円まで下落しましたが、再び上昇し、現在の2,699円に至っています。

このように、株価は一時的な変動を経ながらも、全体的には上昇傾向にあります。

株価の評価指標

「株価の評価指標って、どうなの?」

もっち(夫)

「アルプス技研のPERは15.33倍、PBRは3.02倍だね。」

アルプス技研のPER(株価収益率)は15.33倍で、これは株価が1株あたりの利益の15.33倍で取引されていることを意味します。

また、PBR(株価純資産倍率)は3.02倍で、これは株価が1株あたりの純資産の3.02倍で取引されていることを示しています。

これらの指標は、株価の評価や投資判断の参考になります。

PERは平均、PBRの数値は少し高いのが気になりますね。1倍が平均なので。

アルプス技研の配当金について

配当金の概要

「アルプス技研の配当金って、どれくらいもらえるの?」

もっち(夫)

「2024年の予想では、1株あたり88円の配当が予定されているよ。」

アルプス技研は、株主に対して安定した配当を提供することを基本方針としています。

2024年の予想配当金は、1株あたり88円です。

この配当金は、企業の利益の50%を配当に回すという方針に基づいています。

実は、業績もさることながら、もっち自身は、この株主還元姿勢に惹かれて購入を決めています。

ちゃんと株主のことも考えた企業体制かどうかというところは、購入の決め手の一つになりますね。

配当利回りと配当性向

「配当利回りって、どれくらい?」

もっち(夫)

「2024年9月時点での株価が2,693円だから、配当利回りは約3.27%になるんだ。」

2024年9月時点でのアルプス技研の株価は2,693円です。

この株価を基に計算すると、配当利回りは約3.27%となります。

また、配当性向は企業の利益のうち、どれだけを配当に回すかを示す指標で、アルプス技研の場合は50%を目安としています。

配当利回りの水準は、まずまず悪くないかなという感じです。

これが2,100円台で購入できていると、配当利回りが4%を超えますからね。

いかに良い株を安い時に買うかが大事ですね。

配当金の推移

「過去の配当金はどうだったの?」

もっち(夫)

「2023年は1株あたり103円の配当があったんだ。」

アルプス技研の配当金は、過去数年間で安定して増加しています。

2023年には、1株あたり103円の配当が支払われました。

このように、アルプス技研は株主に対して安定したリターンを提供することを重視しています。

個人的には、減配しているのが気になるポイントですね。

まぁ、配当性向を50%としているので、業績に左右されるのは仕方のないことなのですが…

業績も右肩上がりだと、配当金も右肩上がりになりますので、そこを目指してもらえたらと思います。

アルプス技研の株主優待について

株主優待の内容

「アルプス技研の株主優待って、どんなものがもらえるの?」

もっち(夫)

「アルプス技研の株主優待はないよ」

アルプス技研は株主優待を行っておりません。

まぁ、株主優待に関しては、もらえたらラッキーくらいですからね。

その分、配当金と株価の増加を期待しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

もっちがなぜアルプス技研を購入したのかというと、

1、ほぼ独占的に技術者の派遣という業務を行っている

2、安定的な収益を確保し、財務状況も悪くない

3、株主への還元姿勢も良い

この3点です。

今後どうなるかは誰にも分かりませんが、当分は持ち続けようと思っています。

皆様の投資は、あくまで自己責任でお願いいたします。

それではまた次回!

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