そもそも節約とは、収入と支出のバランスをとることで、将来の不安を減らし、自由な生活を送るための資金を蓄えることができる手段です。
また、節約は自己実現の手段でもあり、自分がどの程度のもので生活できるのかを知り、自分自身に対する自信を持つことができます。
節約は無理なものではなく、生活の質を下げることなく、無駄な支出を削減することが求められます。
しかし、無理な節約や偏った節約は、長期的には逆効果となる場合があるため、バランスのとれた節約の考え方を身につけることが重要です。
本記事では、節約の基本的な考え方とメリット・デメリットについて解説しています。
この記事をおすすめしたい人は?
それではいきましょう〜
節約って、結構面倒じゃない?
確かに、節約は簡単なことではないね。できない人も多いし。
私の周りにも多いかな
ただ、長期的な視野で見ると、貯金が増えることで将来の不安を減らすことができるし、自己実現の手段にもなるからかなりメリットはあるんだけどね。
なるほど~。将来の不安を減らすことや自己実現のために、節約することが大切なんだね。
そういうこと。さらに、節約をすることで、人間関係の良好さや健康にも影響してくるし。
そうなの?
節約することで、お金に関するストレスを減らすことができるでしょ。お金に関するストレスが軽減されることで、家族や友人や職場の人との人間関係が良好になることがあるんだ。
確かに自分に余裕ができるよね。
また、節約をすることで健康的な食事を意識するようになったり、自転車通勤をするようになったりすることもあるので、健康にも良い影響を与えることもあるんだ。
私たちは全然運動しないけどね(笑)
耳が痛い(笑)。
ただ、節約することの最大のメリットは「自分自身や家族との時間を大切にすることができること」だと思ってるんだ。
どういうこと?
お金に対して悩みが少なくなれば、家族で過ごす時間を増やしたり、自分自身の趣味に時間を使ったり、自由な時間が増えるでしょ?
確かに!
節約することは、将来のためにも、人間関係や健康にも、そして自分自身の幸せにもつながる大切な行動なんだよ。
私は、通帳の残高が増えることが楽しみだったけど、節約した先のことを意識してみるね!
はは(笑)
(それで節約をずっと続けられるのはすごいわ)
節約の基本的な考え方
そもそも節約とは?
収入と支出のバランスをとることで、生活費を抑えることを指します。
1日単位で見ると効果を感じにくいのですが、1か月や1年、10年という長期で見ると、非常に大きな効果があります。
収入が増えることも大切ですが、支出を減らすことによって、将来にわたって貯蓄を増やすことができます。
というより、一番始めやすいのが、「支出を減らす」ことですからね。
いきなり「今月の収入を1万円増やしてください」と言われると厳しいですが、「支出を1万円減らしてください」となれば、何とかなりそうな気がしますよね。
そもそも節約の基本的な考え方は、収入から生活に必要な経費を差し引いた余剰分を貯金することです。
これによって、将来の不安を減らし、自由な生活を送るための資金を蓄えることができます。
多くの人は、欲望に飲み込まれて無駄な出費をしてしまう傾向があります。
そのため、自分の欲求をコントロールし、冷静に判断することが大切です。
例えば、自己観察をすることで、自分がどのような状況でお金を浪費してしまうのかを理解し、改善することができます。
実際にもっち夫婦も空腹時に買い物に行くと、ついつい買いすぎてしまいます…
そのため、
食料品を買うときはごはんを食べてから行く
買うものリストを作り、それ以外のものは買わない
ということを意識しています。
こうすることで、無駄遣いを減らすことができています。
節約は自己実現のための手段
節約することで、自分がどの程度のもので生活できるのかを知り、自分自身に対する自信を持つことができます。
また、節約を通じて、自分自身や家族との時間を大切にすることもできます。
節約の方法は多岐にわたりますが、一番最初にやらないといけないのは支出を抑えるための見直しです。
例えば、光熱費の節約や食費の見直し、不必要なものの買い物を控えるなどがあります。
また、収入を増やすために、副業を始めることも有効な方法の一つです。
このあたりについては、また別の記事でご説明していきます。
節約の基本的な考え方は、支出と収入のバランスをとることです。
収入よりも支出が多い場合は、赤字になります。
そのため、収入を増やすことも重要ですが、まずは支出を減らすことが求められます。
しかし、無理な節約は長続きしません。
節約を長期的に続けるためには、節約と生活のバランスをとることが必要です。
節約には、生活の質を下げることなく、無駄な支出を削減することが求められます。
また、節約には目的が必要です。
目的を持たずに節約をすると、長続きしないばかりか、ストレスを増やす原因になります。
目的が明確であれば、節約に対するモチベーションが上がり、長期的な継続が可能となります。
もっち(夫)にも、「Fireする!」という目標がありますが、いつになることやら・・・笑
節約をするメリット
将来のためのお金を確保
節約をすることで、余分な出費を減らし、余裕資金を貯めることができます。
将来の生活にも大きな影響を与えます。
貯蓄を増やすことで、将来の不安を軽減することができます。
また、節約によって余裕が生まれ、自由な生活を送ることができます。
節約は、今後の人生をより良いものにするための重要な行動の一つと言えます。
さらに、節約によって、自分のお金をコントロールできるようになります。
自分がどのくらいのお金を使っているかを把握し、自分のライフスタイルに合った節約方法を見つけることで、支出の管理ができます。
これは結構大事なことで、仮に収入が5万円増えたとしても、生活費が5万円増えてしまっては意味がありません。
収入が増えたら生活水準を上げたくなる気持ちも分かりますが、これをやってしまうとキリがなくなってしまいます。
もっち夫婦も、収入が増えたとしても生活費は変えていません。
自分たちで「幸せのハードル」を上げすぎないようにコントロールできると、お金を使わなくても満足できる生活が送れるようになると思っています。
私の好きな書籍で、「バビロンの大富豪」というものすごく有名な本があります。
その中の一節に「収入の10%を貯金せよ」という言葉があります。
収入の10%を貯蓄することによって、緊急時や予期せぬ出費に備えることができます。
また、将来的な必要資金や、大きな買い物や旅行などの資金を貯めることもできます。
この10%という数字は、「現在の生活水準を変えずに貯められる」ラインです。
つまり、無理のない範囲で節約することができるわけです。
収入が20万円なら2万円、15万円なら15,000円と明確な指標にもなりますね。
自己成長にもつながる
貯蓄をすることによって、金銭管理能力を身につけ、将来の目標を達成するための計画を立てられるようにもなります。
自分を律する力が高まるので、成功に近づきやすくなります。
心理的なメリットにもつながり、将来に向けたプランニングや計画を立てることができ、自分自身への自信を持つことができます。
やっぱりお金があるのとないのとでは、立ち振る舞いが大きく変わってきますからね。
「やりたいことができる」という心理状況になると、余裕が生まれ、それが行動にも表れるようになります。
もっち(夫婦)もたまに贅沢をします。
この時の心理は、「買いたいものは買う」「やりたいことはやる」というイメージです。
普段から節約をしていて、お金に対する不安が少ないから至る考えだと思っています。
一歩間違うと「無駄遣い」になってしまうのですが、そこは自分たちのバランスの問題だと思っています。
どのラインが「無駄遣い」で、どのラインが「贅沢」なのかを見極めるためには、自分たちの価値観のバランスが大事だと思っています。
私たちもまだまだなので、日々勉強中です。
節約をするデメリット
逆に、デメリットとしては、
節約が必要になる状況になること自体が、経済的な不安をもたらすことがあります。
「節約をしないとお金が足りないんだ・・・」
と思ってしまうと、お金がない自分に対して自己否定になってしまいます。
また、節約することで、自分自身に我慢を強制することが多くなるため、ストレスや不満がたまりやすくなります。
さらに、節約をすることで、自分の生活レベルが低下する可能性も考えられます。
例えば、自分の好きなものを我慢して、安いものを選んだり、外食を控えたりすることで、自分自身が満足することができなくなる可能性があります。
ただ、このあたりは「行き過ぎなければ大丈夫」です。
何事も過度にやろうとすると歪みが生じるので、ほどほどで良いです。
完璧な節約などする必要はありませんので、自分で80点をあげられるくらいの頑張れば良いのです。
まとめ
以上、節約についての基本的な考え方、メリット・デメリットについて解説しました。
節約によって自分自身がコントロールできるようになり、将来の不安を取り除くことができるため、メリットの方が大きいと言えます。
ただし、節約を行う際には、自分自身のライフスタイルや、自分が何を重視しているかを考慮することが大切です。
過度な節約を行うことで、ストレスがたまったり、生活レベルが低下することは本末転倒です。
適度な節約を心がけ、自分自身の幸せを追求することが大切です。
節約を目的にせずに、その先にある目標に向かうための手段として、節約を上手に活用していただければと思います。
次回以降も、お金に関するお話をしていきます。