今回は、前回よりもさらに自己PRについて掘り下げていきます。
前回までの内容で、だいぶ自己PRというものが見えてきたと思います。
自分が面接で言いやすいことをどんどん探して、それをブラッシュアップする、
大枠を言えばこんな感じですね。
そして、もう1つステップアップするためにやらなければならないことがあります。
それについて解説していきます。
自己PRのためにやらないといけないこと
それは、
「自己PRを、志望動機にリンクさせる」ことです。
どういうことかというと、自己PRは自分の過去の出来事がメインです。
逆に志望動機はこれからの仕事、つまり、未来のことについて話をします。
前回、最後の方に触れた内容です。
過去→現在→未来 と繋がっていくと、より説得力が増します。
例えば、
「私は小学生の頃から野球を10年間続けました。だからパソコンを使ったプログラミングの仕事をしたいです。」
なんでパソコンの仕事をしたいか全く意味がわからないですよね?
少し極端な例ではありますが(笑)
これが、
「私は中高とパソコン部に所属していました。だからパソコンを使ったプログラミングの仕事がしたいです。」
となると、筋道が通りますよね?
これもまた、極端な例ですが(笑)
少し難しいのですが、「プログラミングの仕事をやりたいからパソコン部に所属し、プログラミングの勉強をする」という流れを作ることが大切です。
それでも自己PRに困る人は?
自己PRで行き詰まっている人はまず、志望動機から考えるといいと思います。
自分の過去の経験からやりたい仕事を見つけられないのなら、何も考えずにやりたい仕事を探してみてください。
まず自分のやりたい仕事って、自分の好きなことだと思うんですよね。
それでも見つからないのであれば、自分の受験したい公務員の所属一覧をネットで検索し、
「やりたくない仕事」、「行きたくない部署」を消していってください。
そうすると、だいぶ志望するところが限られると思います。
自分のやりたくない仕事って、自分の嫌いなことだと思います。
そこに対して無理やり志望動機を作ることは難しいと思うので、消去法という考え方です。
(まぁそもそも働きたくないって人もいると思いますが…笑)
だからやりたい仕事をまず見つけることができると、そこから自己PRに持っていくのはそこまで難しくないのです。
今回意識してほしいのが、「自己PRと志望動機はリンクする」ことです。
次回はその志望動機についてお伝えしていきます。