今回は面接で重要な自己PRのポイントをお伝えしていきます。
まず前提として、自己PRは過去の経験からしか作られません。
過去のエピソードが充実している人ほど良い自己PRを作りやすい傾向があります。
例えば、
A「海外に留学経験があり、ボランティアサークルに所属」
B「ほとんど大学にも行かず、パチンコ三昧」
この2人がいた場合、どちらの方が自己PRを作りやすいでしょうか?
一目瞭然ですよね。
まぁ、学生時代の私はほとんどBみたいな生活をしていましたが(笑)
だから自己PRはすごく困った記憶があります。
Aさんの方が様々な経験をしているので、自己PRが非常に作りやすいです。
つまり経験が全くないという人はまず、何かを経験しないといけないのです。
ちなみに私の大学時代はアルバイト三昧だったので、その話をしました。
派遣の仕事や家庭教師など、様々なアルバイトをしていました。
そのおかげで話すことは意外にあったので助かりました。
それでも自己PRを探すのは難しいことです。
アルバイトはほとんどの学生がやっていますからね。
大体他の人と中身が被るんですよ。
「アルバイトのリーダーをしていた」
「〇〇をしたら売り上げが伸びた」
とかです。
だから他の人が体験していない経験を持っている人は、他の人と一味違う自己PRを作れます。
「俺は俺だろ? もっと中身を見てくれよ!」
と思う人もいるかもしれませんが、面接官から見ると「またこいつもアルバイトかよ…」と思われるだけです。
面接官は受験生を何十人も見ます。
だから細かい違いなどはほとんど気づきません。
「どいつもこいつもサークルとアルバイトの話しかしねーな」と思っています。
何故そう言えるかと言うと、私も前職で面接官をやったことがあるからです。
本当にこう思いますよ。
面接官も感情があるし、回数をこなせば疲労も出てきます。
朝から晩まで面接官をしていれば、段々頭がマヒしてきます。
そんな時にさっきも聞いたような話をされるとウンザリするわけです。
と偉そうに言っている私ですが、自分も学生の頃の就活はアルバイトで押し切りましたから(笑)
それでも合格しますから、そこまで心配しなくてもいいかもしれません。
ただ、面接官がウンザリするのは間違いないです。
前置きが長くなりましたが、何を皆様にしてほしいかというと、「他の人が持っていない経験を引っ張り出す」ことです。
ポイントは「他の人より優れてなくて良い」ことです。
自己PRと聞くと、他の人より自分ができることを探してしまう人が大多数です。
正直、そんなものほとんどないと思います。
というか、結局優れているかどうかは自己評価ですよね?
だからそんなものは分からないんですよ。
自己PRが全く作れないという人は、そもそも作ろうとしているものに無理があるのです。
そもそも自己PRは、他人に劣っていても構いません。
今努力していることでも全く問題ありません。
ただ、経験は他の人と同じではいけません。
そこには拘ってください。
次回も、自己PRについてお伝えしていきます。