こんにちは!
今回は、TOKAIホールディングスの事業内容や収益状況、財務状況、配当金について詳しく解説し、もっちが購入に至った経緯をお伝えします。
TOKAIホールディングスは、エネルギー事業や情報通信サービス、CATV事業など、多岐にわたる事業を展開し、地域社会や個人、法人に多様なサービスを提供しています。
収益状況は年々増加しており、財務状況も健全です。配当金も安定しており、株主への利益還元を重視しています。
初心者でもわかりやすく情報をまとめていますので、ぜひご覧ください
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TOKAIホールディングスの事業内容
エネルギー事業
「エネルギー事業って具体的に何をしているの?」
「エネルギー事業では、LPガスや都市ガス、電力の供給を行っているよ。」
TOKAIホールディングスは、エネルギー事業を通じて地域社会に貢献しています。
LPガスや都市ガスの供給に加え、電力自由化に伴い電力事業も展開しています。
これにより、地域のエネルギー需要を安定的に満たすことができます。
インフラ関係なので、安定した収益が見込める事業ですね。
情報通信サービス
「情報通信サービスってどんなことをしているの?」
「主に、インターネット接続サービスやモバイルサービスを提供しているよ。」
TOKAIホールディングスの情報通信サービスは、個人と法人の両方に対応しています。
個人向けにはISP(インターネットサービスプロバイダー)や光インターネット接続サービス、モバイルサービスを提供しています。
法人向けには、システム開発やデータセンター、通信サービスのトータルソリューションを提供しています。
通信も取り扱っているということで、本当に「全部やる」イメージの会社ですね。
CATV事業
「CATV事業って何?」
「ケーブルテレビの放送サービスやインターネット接続サービスを提供しているよ。」
TOKAIホールディングスのCATV事業は、静岡県、神奈川県、千葉県、長野県、岡山県で展開されています。
ケーブルテレビによる放送サービスに加え、地域密着のコミュニティサービスやインターネット接続サービスも提供しています。
アクアサービス
「アクアサービスってどんなことをしているの?」
「富士山麓の天然水や浄水サーバーを家庭やオフィスに提供しているよ。」
TOKAIホールディングスのアクアサービスは、富士山麓のミネラル豊富な天然水や、安心でおいしい水を作り出す浄水サーバーを全国の家庭やオフィスに提供しています。
これにより、安全でおいしい水を手軽に利用することができます。
もっちは、毎回株主優待で水のペットボトルをもらっています。
500mlが12本ももらえるので、非常に重宝しています。
そのまま飲んでも普通に飲みやすい美味しい水ですよ。
後でも触れますが、QUOカードよりも使い道があって良いんですよね。
建築設備・不動産事業
「建築設備・不動産事業って何をしているの?」
「住宅建築や分譲マンションの販売、不動産開発、ホームセキュリティ、保険などを行っているね。」
TOKAIホールディングスの建築設備不動産事業は、住宅建築から分譲マンションの販売、不動産開発、ホームセキュリティ、保険まで幅広く展開しています。
これにより、住環境の向上と安全を提供しています。
ここからインフラ系に事業をつなげるわけですね。
自社で一貫してサービスを提供できるので、そこは非常に大きな強みですね。
ブライダル・介護事業
「ブライダル・介護事業までやってるの?」
「そうなんだ。結婚式場や宴会場の運営、介護サービスの提供など、非常に多岐にわたる事業内容だね。」
TOKAIホールディングスのブライダル・介護事業は、結婚式場や宴会場の運営、介護サービスの提供など、多岐にわたるサービスを展開しています。
これにより、人生の重要なイベントや日常生活のサポートを提供しています。
まじで、何でも屋ですね笑
総合リフォーム事業
「総合リフォーム事業って具体的に何をしているの?」
「環境に優しいエコリフォームや耐震リフォームなど、総合的なリフォームサービスを提供しているね。」
TOKAIホールディングスの総合リフォーム事業は、環境に優しいエコリフォームや耐震リフォームなど、総合的なリフォームサービスを提供しています。
これにより、住まいの快適さと安全性を向上させています。
TOKAIホールディングスの収益状況
売上高の推移
「TOKAIホールディングスの売上高はどのように変化しているの?」
「売上高は年々増加しており、2024年3月期には過去最高を記録したよ。」
TOKAIホールディングスの売上高は、2024年3月期に231,513百万円となり、前年度比0.6%増加しました。
これは7期連続の増収であり、過去最高を更新しています。
売上高の増加は、主にエネルギー事業や情報通信サービスなどの主要事業が堅調に推移していることが要因です。
売上が右肩上がりなのは嬉しいことですね。
営業利益と経常利益
「営業利益と経常利益はどうなっているの?」
「2024年3月期にはそれぞれ15,511百万円と15,531百万円を記録したよ。」
2024年3月期の営業利益は15,511百万円で、前年度比4.0%増加しました。
また、経常利益は15,531百万円で、前年度比16.9%増加しています。
これらの増加は、事業基盤の強化やコスト削減の取り組みが成果を上げていることが要因です。
売上とともに利益も上がっていることは大きなプラスですね。
売上が伸びたとしても、コストがその分増えてしまってはあまり意味がないので。
当期純利益
「当期純利益はどうなっているの?」
「2024年3月期には8,481百万円を記録したよ。」
2024年3月期の親会社株主に帰属する当期純利益は8,481百万円で、前年度比31.2%増加しました。
この増加には、経常利益の増加やコスト削減の取り組みが寄与しています。
中期経営計画2025
「中期経営計画2025って何?」
「中期経営計画2025は、2023年5月に発表された3ヶ年計画で、持続的成長を目指しているよ。」
TOKAIホールディングスは、2023年5月に「中期経営計画2025」を発表しました。
事業収益力の成長
収益基盤の拡大と新サービスの展開を通じて、売上高2,600億円、営業利益175億円、当期純利益100億円を目指します。
持続的成長基盤の強化
脱炭素化への取り組みを強化し、2030年までにCO2排出量を50%以上削減、2050年にはカーボンニュートラルを達成します。
人財・組織の活力最大化
人的資本投資を拡大し、社員のスキルアップと成長を促進します。これにより、社員と会社がともに成長する好循環を生み出します。
具体的な取り組みとしては、
新規エリア展開と既存エリア密度向上
営業力を活かし、新規エリアへの展開と既存エリアでの密度向上を図ります。
再生可能エネルギーの導入促進
太陽光発電や蓄電池の普及を推進し、地域と一体となった低・脱炭素化を進めます。
キャリア支援制度とリスキリング
社員が自律的に学び続けるための支援制度を整備し、環境変化に対応したスキルを高めます。
この計画により、TOKAIホールディングスは持続的な成長と地域社会への貢献を目指しています。
事業別の収益状況
「各事業の収益状況はどうなっているの?」
「エネルギー事業や情報通信サービス、CATV事業など、各事業が堅調に推移しているよ。」
TOKAIホールディングスの主要な事業であるエネルギー事業、情報通信サービス、CATV事業は、いずれも堅調に推移しています。
特にエネルギー事業は、LPガスや都市ガスの需要増加により、安定した収益を上げています。
情報通信サービスも、個人向けのインターネット接続サービスや法人向けのシステム開発が好調です。
今後の見通し
「今後の収益見通しはどうなっているの?」
「2024年度も売上高や利益の増加が見込まれているよ。」
2024年度の連結業績見通しでは、
売上高が244,000百万円(前期比5.4%増)、営業利益が16,000百万円(同3.2%増)、経常利益が16,000百万円(同3.0%増)、当期純利益が9,000百万円(同6.1%増)と予想されています。
TOKAIホールディングスの財務状況
総資産と純資産
TOKAIホールディングスの総資産は、2024年3月期に205,301百万円となり、前年度比8.7%増加しました。
これは、事業拡大や新規投資による資産の増加が主な要因です。
純資産も86,802百万円となり、前年度比7.7%増加しています。これにより、財務基盤の強化が図られています。
有利子負債と自己資本比率
2024年3月期の有利子負債は46,295百万円で、前年度比0.7%減少しました。
自己資本比率は42.3%となり、前年度の42.7%から若干の減少が見られます。
これは、新規投資や事業拡大に伴う資金調達が影響しています。
自己資本比率も40%を超えているので、悪くない数字ですね。
キャッシュ・フロー
2024年3月期の営業活動によるキャッシュ・フローは、前年度比で増加し、安定した現金収入を確保しています。
一方、投資活動によるキャッシュ・フローは、新規事業や設備投資によりマイナスとなっています。財務活動によるキャッシュ・フローも、借入金の返済や配当金の支払いによりマイナスとなっています。
TOKAIホールディングスの事業への懸念点と将来の不安材料
エネルギー価格の変動
「エネルギー価格の変動って何が問題なの?」
「エネルギー価格の変動は、収益に大きな影響を与えるため、安定した経営が難しくなることがあるんだ。」
TOKAIホールディングスは、エネルギー事業を主力としていますが、エネルギー価格の変動は大きなリスク要因です。
特に、円安や中東情勢の緊迫化により、エネルギー価格が高騰する可能性があります。
これにより、コストが増加し、収益が圧迫される懸念があります。
競争激化
情報通信サービスやCATV事業など、TOKAIホールディングスが展開する事業分野では、競争が激化しています。
新規参入企業や既存企業との競争が激しくなると、価格競争が発生し、利益率が低下する可能性があります。
これにより、収益性が悪化するリスクがあります。
通信事業も乱立している状態なので、安定的に今後も収益を見込めるかは怖いところですね。
環境規制の強化
「環境規制の強化って何が問題なの?」
「環境規制が強化されると、対応するためのコストが増加し、収益に影響を与えることがあるんだ。」
環境規制の強化は、エネルギー事業にとって大きな課題です。
特に、脱炭素化や再生可能エネルギーの導入が求められる中で、対応するための設備投資や運用コストが増加する可能性があります。
これにより、収益性が低下するリスクがあります。
インフラ関係なので、この部分はもろに影響を受けると思います。
TOKAIホールディングスの配当金
配当実績
「最近の配当実績はどう?」
「2024年3月期の年間配当金は33円で、前年度より1円増加したよ。」
2024年3月期の年間配当金は33円で、前年度の32円から1円増加しました。
これは、株主への安定した利益還元を重視した結果です。
中間配当と期末配当はそれぞれ16円と17円で、合計33円となっています。
配当性向
「配当性向って何?」
「配当性向は、企業が稼いだ利益のうち、どれだけを配当に回すかを示す割合のことだよ。」
2024年3月期の配当性向は50.8%で、前年度の64.8%から大幅に改善されました。
これは、企業が稼いだ利益のうち約半分を配当に回していることを意味します。
配当性向の改善は、企業の収益力の向上とコスト削減の成果を反映しています。
このまま50%前後ですと、企業が無理をして配当金を支払っているわけではない水準です。
これが続いてくれると良いですね。
配当利回り
「配当利回りって何?」
「配当利回りは、株価に対する年間配当金の割合を示す指標だよ。」
TOKAIホールディングスの予想年間配当利回りは約3.5%です。
これは、株価966円に対して年間配当金34円を基に計算されています。
配当利回りが高いことは、株主にとって魅力的な投資先であることを示しています。
今後の配当見通し
「今後の配当見通しはどうなってる?」
「2025年3月期の年間配当金は34円を予定してるよ。」
2025年3月期の年間配当金は34円を予定しており、前年度より1円増加する見込みです。
中間配当と期末配当はそれぞれ17円ずつとなる予定です。
これにより、株主への安定した利益還元が継続される見込みです。
株主優待
株主優待の概要
TOKAIホールディングスは、100株以上を保有する株主を対象に、年2回(3月末と9月末)株主優待を実施しています。
もっちは完全に株主優待目当てで購入しています。
優待内容
株主優待は以下の内容で構成されています
全株主共通の優待
1. グランディエール ブケトーカイ婚礼割引券 (10%+10万円割引、上限20万円)
2. 「ヴォーシエル」「葵」レストラン食事割引券 (20%割引、12枚つづり)
選択制優待
さらに、以下の5コースから1つを選択できます:
1. **Aコース: アクア商品**
– うるのん「富士の天然水さらり」500mlペットボトル、または
– 飲料水宅配サービス「おいしい水の宅配便」「うるのん」12lボトル
2. **Bコース: クオカード**
3. **Cコース: グループレストラン(静岡市)お食事券**
4. **Dコース: グループ会員サービスTLCポイント**
5. **Eコース: LIBMO月額料金割引**
保有株数による優待内容の違い
優待内容は保有株数によって異なります。
– 100~299株
– 300~4,999株
– 5,000株以上
例えば、Bコース(クオカード)の場合
– 100~299株: 500円分
– 300~4,999株: 1,500円分
– 5,000株以上: 2,500円分
と変わります。
権利確定日と受け取り時期
– 権利確定日: 3月末と9月末
– 優待案内の到着: 権利確定から約3ヶ月後
まとめ
TOKAIホールディングスは、エネルギー事業、情報通信サービス、CATV事業、アクアサービス、建築設備不動産事業、ブライダル・介護事業、総合リフォーム事業など、非常に多岐にわたる事業を展開しています。
これにより、地域社会や個人、法人に多様なサービスを提供し、生活の質を向上させる役割を果たしています。
いろいろな収益の柱があることは、一つのメリットですね。
さらに、収益状況は年々増加しており、2024年3月期には過去最高を記録しています。
財務状況も健全で、総資産や純資産の増加、有利子負債の減少、安定したキャッシュ・フローの確保により、財務基盤が強化されています。
配当金も安定しており、株主への利益還元を重視した経営が続けられています。
この安定性と、株主優待の良さが購入の決め手です。
今後もこの優待は継続してほしいと思います。
それではまた次回!