このブログでは、あさひ(3333)の事業内容、収益状況、財務状況、配当金、株主優待について詳しく解説します。
自転車専門店チェーンとしてのあさひの強みや、具体的な数値を用いた分析を通じて、初心者でも理解しやすい内容です。
また、収益の減少や競争激化などの懸念点も取り上げ、将来の不安材料についても触れています。
投資を検討している方や、自転車業界に興味がある方にとって、非常に有益な情報が満載です。
あさひ(3333)の事業内容について
自転車専門店チェーン
もっち(妻): あさひってどんな会社なの?
もっち(夫): あさひは、自転車専門店チェーンの国内最大手だよ。全国に「サイクルベースあさひ」という大型店舗を展開しているんだ。
あさひは、自転車専門店チェーンとして国内最大手の地位を誇ります。
全国に「サイクルベースあさひ」という大型店舗を展開し、一般用自転車、子供用自転車、スポーツサイクル、電動アシスト自転車、パーツなどを販売しています。これにより、幅広い顧客層に対応しています。
コンセプトストア
もっち(妻): コンセプトストアって何?
もっち(夫): 特定のニーズに応じた専門店のことだよ。例えば、電動アシスト自転車専門店やスポーツサイクル専門店があるんだ。
あさひは、特定のニーズに応じたコンセプトストアも展開しています。
電動アシスト自転車専門店、都市型店舗、スポーツサイクル専門店、アウトレット&リユース専門店、キッズ専門店「キッズパーク」など、多様な店舗形態を持っています。これにより、顧客の多様なニーズに応えることができます。
インターネット通販
もっち(妻): インターネット通販もやっているの?
もっち(夫): そうだよ。公式オンラインストアやYahoo!店、楽天市場店で自転車やパーツを販売しているんだ。
あさひは、インターネット通販にも力を入れています。公式オンラインストアやYahoo!店、楽天市場店を通じて、自転車やパーツ、アクセサリーを販売しています。
これにより、全国どこからでも商品を購入することができ、顧客の利便性が向上しています。
整備・修理サービス
もっち(妻): 自転車の整備や修理もしてくれるの?
もっち(夫): もちろんだよ。あさひの店舗では、整備や修理サービスも提供しているんだ。
あさひの店舗では、自転車の整備や修理サービスも提供しています。これにより、購入後のアフターサービスも充実しており、顧客は安心して自転車を利用することができます。
整備士が常駐しているため、専門的な対応が可能です。
リユース店での自転車買取・販売
もっち(妻): リユース店って何をするの?
もっち(夫): 中古自転車の買取や販売を行う店舗だよ。環境にも優しい取り組みなんだ。
あさひは、リユース店での自転車買取・販売も行っています。これにより、不要になった自転車を再利用し、環境に配慮した取り組みを進めています。リユース店では、品質の高い中古自転車を手頃な価格で購入することができます。
自社ブランド商品と他社ブランド商品の取り扱い
もっち(妻): 自社ブランド商品もあるの?
もっち(夫): あさひが独自に開発した自転車やパーツがあるね。もちろん、他社ブランド商品も取り扱っているんだ。
あさひは、自社ブランド商品と他社ブランド商品を取り扱っています。自社ブランド商品は、あさひが独自に開発した自転車やパーツで、高品質かつリーズナブルな価格が特徴です。
また、他社ブランド商品も豊富に取り揃えており、顧客の多様なニーズに応えています。
FC店舗向け商品売上
もっち(妻): FC店舗って何?
もっち(夫): フランチャイズ店舗のことだよ。あさひはFC店舗向けの商品も販売しているんだ。
あさひは、フランチャイズ(FC)店舗向けの商品売上も行っています。これにより、全国各地のFC店舗に商品を供給し、あさひブランドの拡大を図っています。FC店舗は、あさひのノウハウを活用し、地域に根ざしたサービスを提供しています。
海外展開
もっち(妻): 海外にも店舗があるの?
もっち(夫): そうだよ。あさひは海外展開も進めているんだ。
あさひは、国内だけでなく海外展開も進めています。これにより、グローバルな市場での成長を目指しています。海外市場での成功は、あさひのブランド力をさらに高めることにつながります。
顧客満足度の向上
もっち(妻): 顧客満足度を上げるために何をしているの?
もっち(夫): 高品質な商品提供や充実したアフターサービスを通じて、顧客満足度を高めているんだ。
あさひは、高品質な商品提供や充実したアフターサービスを通じて、顧客満足度の向上に努めています。これにより、リピーターの増加や口コミによる新規顧客の獲得が期待できます。顧客の声を反映した商品開発やサービス改善も行っています。
あさひ(3333)の株主優待について
株主優待の概要
もっち(妻):「あさひの株主優待って、どんな内容なの?」
もっち(夫):「以前は、自社店舗やオンラインショップで使える優待券がもらえたんだよ。でも、2023年2月を最後に廃止されたんだ。」
あさひ(3333)は、かつて株主優待として自社店舗やオンラインショップで使える優待券を提供していました。100株以上保有する株主には、保有株数に応じて優待券が贈呈されていましたが、2023年2月を最後に廃止されました。
優待廃止の理由
もっち(妻):「どうして株主優待を廃止したの?」
もっち(夫):「経営基盤の強化と中長期的な成長投資のために、配当での還元に集約することにしたんだ。」
あさひが株主優待を廃止した理由は、一層の経営基盤強化と中長期的な成長投資のために、配当による直接的な利益還元に集約することが適切と判断したためです。
優待内容の詳細
もっち(妻):「具体的にはどんな優待内容だったの?」
もっち(夫):「例えば、100株保有で4,000円分の優待券がもらえたんだ。」
以前の株主優待内容は、100株以上保有する株主に対して、自社店舗やオンラインショップで使える優待券が贈呈されるものでした。
具体的には、100株保有で4,000円分、500株保有で1万円分、1,000株保有で2万円分、5,000株保有で4万円分の優待券が提供されていました。
株主優待の影響
もっち(妻):「株主優待の廃止で、株主にどんな影響があるの?」
もっち(夫):「優待がなくなった分、配当金が増えるから、株主にとってはプラスになるかもしれないね。」
株主優待の廃止により、株主には直接的な優待券の提供がなくなりましたが、その分配当金が増加するため、株主にとってはプラスの影響があるかもしれません。
2024年度の年間配当金は1株あたり50円と、前年同期比で5円増加しています。
あさひ(3333)の配当金について
配当金の概要
もっち(妻):「あさひの配当金って、どれくらい出ているの?」
もっち(夫):「2024年度の年間配当金は1株あたり50円だよ。前年同期比で5円増加しているんだ。」
あさひ(3333)の2024年度の年間配当金は、1株あたり50円となっています。これは前年同期比で5円の増加を示しており、株主に対する還元が強化されています。
配当性向
もっち(妻):「配当性向って、何を意味するの?」
もっち(夫):「企業が稼いだ利益のうち、どれだけを配当に回すかを示す指標だよ。あさひの配当性向は約30%だね。」
配当性向は、企業が稼いだ利益のうち、どれだけを配当に回すかを示す指標です。あさひの配当性向は約30%となっており、安定した配当政策を維持しています。
配当金の推移
もっち(妻):「過去の配当金はどうだったの?」
もっち(夫):「過去5年間で毎年増加しているよ。特に2022年度から2024年度にかけて、10円増加しているんだ。」
あさひの配当金は、過去5年間で毎年増加しています。特に2022年度から2024年度にかけて、年間配当金は10円増加しており、株主に対する還元が強化されています。
配当金の支払いスケジュール
もっち(妻):「配当金はいつ支払われるの?」
もっち(夫):「中間配当と期末配当の2回に分けて支払われるよ。2024年度の中間配当は25円、期末配当も25円だね。」
あさひの配当金は、中間配当と期末配当の2回に分けて支払われます。2024年度の中間配当は1株あたり25円、期末配当も1株あたり25円となっています。
配当政策の方針
もっち(妻):「あさひの配当政策って、どんな方針なの?」
もっち(夫):「安定した配当を維持しつつ、業績に応じて増配を目指しているんだ。」
あさひは、安定した配当を維持しつつ、業績に応じて増配を目指す方針を掲げています。これにより、株主に対する還元を強化し、長期的な株主価値の向上を図っています。
あさひ(3333)の事業への懸念点と将来の不安材料
収益の減少
もっち(妻):「最近の収益はどうなの?」
もっち(夫):「2024年度の営業利益は約49億円で、前年同期比で4.2%減少しているんだ。」
あさひの2024年度の営業利益は約49億円で、前年同期比で4.2%減少しています。
この減少は、競争激化やコスト増加が主な要因とされています。
利益率の低下
もっち(妻):「利益率はどうなっているの?」
もっち(夫):「売上営業利益率は約6.3%で、前年同期比で0.5ポイント低下しているよ。」
あさひの売上営業利益率は約6.3%で、前年同期比で0.5ポイント低下しています。
これは、原材料費の上昇や人件費の増加が影響しています。
キャッシュフローの不安
もっち(妻):「キャッシュフローは大丈夫?」
もっち(夫):「フリーキャッシュフローは約5.5億円で、前年同期比で大幅に減少しているんだ。」
あさひのフリーキャッシュフローは約5.5億円で、前年同期比で大幅に減少しています。
これは、設備投資や新規事業への投資が増加したためです。
市場競争の激化
もっち(妻):「競争が激しくなっているの?」
もっち(夫):「特に電動アシスト自転車市場での競争が激化しているんだ。」
電動アシスト自転車市場での競争が激化しており、あさひの市場シェアが圧迫されています。これにより、価格競争が激化し、利益率の低下が懸念されています。
将来の不安材料
もっち(妻):「将来の不安材料は何?」
もっち(夫):「新規事業の成功が不透明で、投資リスクが高まっているんだ。」
あさひは新規事業への投資を積極的に行っていますが、その成功が不透明であるため、投資リスクが高まっています。
特に、海外市場への進出が計画されていますが、現地の競争環境や規制の違いが障壁となる可能性があります。
あさひ(3333)の財務状況について
総資産と株主資本
もっち(妻):「あさひの総資産って、どれくらいあるの?」
もっち(夫):「2024年2月時点で、総資産は約557億円だよ。前年同期比で6.12%増加しているんだ。」
あさひ(3333)の総資産は、2024年2月時点で約557億円となっています。
これは前年同期比で6.12%の増加を示しており、堅調な資産拡大を続けています。また、株主資本も約387億円で、前年同期比で4.83%増加しています。
利益剰余金と自己資本比率
利益剰余金
もっち(妻):「利益剰余金って、何に使われるの?」
もっち(夫):「将来の投資や配当に使われるんだよ。あさひの利益剰余金は約348億円だね。」
利益剰余金は、企業が稼いだ利益のうち、配当や再投資に回される部分です。あさひの利益剰余金は、2024年2月時点で約348億円となっており、前年同期比で5.76%増加しています。
これにより、将来の成長に向けた投資や株主への配当が期待されます。
自己資本比率
もっち(妻):「自己資本比率って、何を意味するの?」
もっち(夫):「企業の財務健全性を示す指標だよ。あさひの自己資本比率は約70.3%だね。」
自己資本比率は、企業の財務健全性を示す重要な指標です。あさひの自己資本比率は、2024年2月時点で約70.3%となっており、これは非常に健全な財務状況を示しています。
売上高と利益
売上高
もっち(妻):「あさひの売上高って、どれくらいあるの?」
もっち(夫):「2024年度の売上高は約780億円だよ。前年同期比で4.5%増加しているんだ。」
あさひの2024年度の売上高は、約780億円となっています³。これは前年同期比で4.5%の増加を示しており、堅調な売上成長を続けています。
営業利益と経常利益
もっち(妻):「営業利益と経常利益って、どう違うの?」
もっち(夫):「営業利益は本業の儲け、経常利益はそれに金融収支を加えたものだよ。あさひの営業利益は約49億円、経常利益は約52億円だね。」
あさひの2024年度の営業利益は約49億円³、経常利益は約52億円となっています。
営業利益は前年同期比で4.2%減少していますが、経常利益は2.33%の減少にとどまっています。
当期純利益とキャッシュフロー
当期純利益
もっち(妻):「当期純利益って、どれくらいあるの?」
もっち(夫):「2024年度の当期純利益は約31億円だよ。でも、前年同期比で7.52%減少しているんだ。」
あさひの2024年度の当期純利益は、約31億円となっています³。これは前年同期比で7.52%の減少を示していますが、依然として堅調な利益を維持しています。
キャッシュフロー
もっち(妻):「キャッシュフローって、何を意味するの?」
もっち(夫):「企業の現金の流れを示す指標だよ。あさひのフリーキャッシュフローは約5.5億円だね。」
キャッシュフローは、企業の現金の流れを示す重要な指標です。あさひの2024年度のフリーキャッシュフローは約5.5億円となっており、健全な現金流動性を維持しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したあさひは、自転車業界で最大手の企業です。
あまり知られていないと思いますが、隠れた優良企業です。
値がさ株でもないため、投資初心者でもおすすめできる銘柄ですよ。