今回は、公務員試験の資料解釈という科目についてお伝えします。
この科目は、一般知能の中でもかなり比重の低い科目になるのではないかと思います。
私が思う一般知能科目の優先度は
数的推理≧判断推理>空間把握>>>>資料解釈
このような形になります。
つまり、資料解釈という科目を特化して勉強する必要はあまりないと思います。
公務員試験で出題されたとしても1問です。
もちろん受験する自治体によって数は違いますが、出題数から見ても優先度はかなり低くなります。
次に、資料解釈がどのような問題かというと、表やグラフの読み取りです。
あと、計算をすることが意外に多い科目です。
しかも、それぞれの選択肢で計算が求められますのでかなり面倒です。
聞いただけでやりたくなくなる科目ですね(笑)
それでは、資料解釈という科目がどのような科目かお伝えしていきます。
1、他の知能科目が苦手な人は確実に取りたい
資料解釈は1問しか出題されないという話をしましたが、捨ててしまっていいわけではありません。
特に、他の一般知能科目で点数の取れない人は、この1問が取れると気持ち的にだいぶ楽です。
しかも資料解釈という科目は、勉強すれば確実に取れるようになります。
数的推理や判断推理をできるようにするより、資料解釈をできるようにすることの方が明らかに楽です。
同じ1問を取るならば、数的推理で取ろうが資料解釈で取ろうが関係ありません。
勉強の手間を考えると、資料解釈を勉強するメリットは意外にあります。
上でお伝えしたことと逆になってしまいますが、数的推理や判断推理がどうしても無理という人は目先を変える選択肢を持っておくのはどうでしょうか?
2、解くのに時間がかかる科目
一般知能科目に共通して言えることですが、特に資料解釈は時間がかかる問題です。
全ての選択肢で計算を行わないといけないので、どうしてもその分時間がかかります。
人によっては、資料解釈を捨て科目にしてしまいます。
計算の時間がもったいないのでその時間で別の科目を解くことや、元々資料を読み解く問題が苦手なので、最初から解くつもりがないことが捨て科目とする理由に挙げられます。
そもそも私は、捨て科目にしてもしなくてもどちらでも良いと思っています。
他の科目でしっかり点数が取れる人は、資料解釈を捨て科目にしても構わないと思います。
逆に他の科目に不安要素がたくさんある人は、資料解釈を捨てるのはあまり得策ではないということです。
自分の状況に応じて、勉強するかしないかを考えてみてください。
3、覚えることはほとんどない
資料解釈に関して言えば、覚える知識はほとんどありません。
複雑な公式を覚える手間がないので、コツを掴めば1日の勉強で得点源にできます。
1日勉強するだけで、それ以降勉強しなくても大丈夫だと思います。
まぁ私には無理でしたが・・・(笑)
元々、資料を読み取る問題に抵抗があったので、勉強の最初は本当に苦労しました。
しかし今にして思えば、いくつかのポイントだけ押さえて勉強すれば、一般知能科目の中で最も簡単な科目であると言えます。
次回は、このポイントを踏まえつつ、資料解釈の独学方法についてお伝えしていきます。