今回は、勉強に集中する方法についてお話しします。
勉強は、やり方を理解してもできるようになりません。
また、考え方を学ぶだけでも、できるようにもなりません。
環境に対して、どのようにして適応していくのかが、非常に重要になります。
今回は、そんな一例をご紹介します。
皆さんも、「〇〇という弊害があって勉強できない!」なんてこともあると思います。
そんな時に、この私の出来事を参考にしていただければ幸いです。
それではいきます。
勉強への弊害
1.勉強の期間中に工事が行われる
私は公務員試験の勉強を2ヶ月半しか行っていませんが、その間にも実は苦悩がありました。
勉強時の苦悩、それが、
「工事」でした。
「え? そんなこと?」と思われるかもしれませんが、これが本当に大きな問題でした。
私は独学で勉強していたので、基本的に家から出ることがありません。
こうやって書くと引きこもりみたいですね。笑
外に出ること自体も、元々あまり好きではないので、休みの日も一日中ネットサーフィンというのもザラでした。
外に出たくもないのに、「出ざるを得ない」要因となったのが、今回紹介する工事です。
2.何に苦しんだのか?
なぜこんなに苦しんだのか説明します。
私の実家は2階建てです。
お世辞にも新しい家ではなく、築年数もかなり経っています。
そんな実家の私の部屋は2階にあります。
つまり、工事の重機の振動で、めちゃくちゃ揺れるわけです。
どれくらい揺れるかと言うと、大型のトラックが家の前の道路を走ると、
震度1くらい揺れます。
私は結構繊細なので、このくらいの揺れでも寝ていると起きてしまいます。
こんな環境でも、ぐっすり眠れる人が本当に羨ましいです。
少し話がそれましたが、私の部屋はちょっとしたことで揺れるのです。
そこにきたのが、今回の工事です。
3.具体的にはどんな工事だった?
道路を挟んだ向かいの家が、建て直しをするということで工事が始まりました。
最初は、
「ちょっとうるさくなるな。嫌だな~」と思っていました。
しかし、実際に工事を経験すると、想像を遥かに超えていました。
音は、交通事故が起きたような音が日中鳴り響いています。
「ドーン!」
「ドドーン!!」
「ガッシャーン!!!」
と、まぁモノを壊したり建てたりするから、これは仕方ないと割り切り、耳栓をして乗り切ろうとしました。
実際に音は、集中するとあまり不快に感じなくなります。
何とか耳栓をすることで、集中力を保つことができました。
まぁ、”音は“、ですけどね、、、
多分、音だけが弊害なら何とかなります。
聞こえなくすれば、よいだけですからね。
でも、最大の問題点は、もっと違ったところにありました。
4.最大の問題点とは?
最大の問題は、「揺れ」でした。
音と同時に、家がかなり大きく揺れます。
ほんとに比喩なしで、自分の部屋に置いてあるモノがカタカタ揺れます。
食器類が、カタカタ音を立てます。
地震で言うと震度1〜2が、日中ずっと続いている感じです。
正直これには耐えられませんでした。
揺れで、気持ち悪くなるくらいでした。
こうなってしまえば勉強どころではありません。
一階のリビングでの勉強も試みましたが、一階でもかなり揺れます。
2階ほどではありませんが、震度1がずっと続く感じです。
正直、工事に対して怒りを覚えました。
普段、あまり怒ることのない私ですが、この時ばかりは久々に憤りを覚えました。
「何で試験勉強している、今なんだ」と。
「せめて夏まで待ってくれよ」と。
でも、怒ったところで試験日は変わりません。
もうそれなら、やるしかありません。
そこで、工事が行われる日中は、家で勉強することを諦めることにしました。
物理的に家で勉強できないのであれば、別の場所を探すしかない。
そこで出会ったのが図書館でした。
正直、家でずっと勉強していたかったのですが、図書館に行くようになって、メリットも感じることがありました。
まとめ
勉強には、本当に様々な障害があります。
それは、自分の能力の及ぶ範囲外のことも多くあります。
今回の工事のように、自分の努力ではどうしようもないこともあります。
ここで大事なのは「考え方」です。
私と同じような工事が行われる状況になって、喜ぶ人はいません。
そして、家でこもって勉強しても成果はなかなかでません。
- 「静かなら勉強できるのに!」
- 「試験に落ちたのは工事のせいだ!」
たしかにそうかもしれません。
でも、実際に「試験に落ちた」という被害を被るのは自分自身です。
つまり、不利益になるのは自分なのです。
工事業者にクレームをいれますか?
「試験があるので工事をやめろ!」って?
完全に迷惑なクレーマーですよね?
工事業者からしたら、「うるさくて申し訳ございません(そんなの知らんがな)」です。
当たり前ですよね。向こうも仕事をしてるだけですからね。
そもそもこんなクレームを入れたところで、何一つ解決しないことも皆さんわかりますよね?
じゃあどうすれば良いのか?
ここの考え方についてお伝えします。
「他責にしない」
ここで大事なのは、「他責にしない」ことです。
「他責」とはつまり、「人のせいにしない」ということです。
これは勉強以外にも通じる考え方です。
私は出来るだけこの、「他責にしない」ことを意識して普段から生活しています。
例えば今回のケースで言えば、
- 「家で勉強することを選んだのは自分」
- 「外で勉強することも選択肢に入れたのは自分」
- 「そもそも公務員試験を受験するのも自分」
という考え方です。
そもそも、他人の行動に干渉することは誰もできません。
そんな中で唯一できることは、「自分の行動を変える」ことだけです。
- 「他のことがムカつくならその環境から離れる」
- 「他人を自分の思い通りに動かすことはできない」
ということです。
他人の行動は変えられませんが、自分の行動なら今すぐにでも変えられます。
そのためには、「物事をポジティブに考える」必要もあります。
私の場合は、
- 「家で勉強できないのなら、他のところに行ってみよう」
- 「図書館って以外に勉強できる場所やん?」
- 「あれ?意外に涼しいから、実家の電気代が浮くな」
この考え方をするようになってから、勉強だけでなく人生の価値観が変わりました。
ずっと楽に生きられるようになりました。
他人にいら立ちを覚えることも、より少なくなりました。
まぁムカつくこともありますけど(笑)
この、「他責にしない」、「ポジティブに考える」という2つをうまく組み合わせることにより、どんな行動もプラスに考えることができます。
勉強方法というより、人生論に近いところかもしれません。
でも、すごく効果的な方法なので、ぜひ皆さんも意識してみてください。