まず最初に、私は教養試験の勉強しかしておりません。
たかだか2ヶ月で専門試験まで勉強するのは、普通の人間のやることではないと思い諦めました(笑)
ただ、教養試験はどの試験でも必要になってくるものですし、「勉強」という見方において、専門試験と大きく変わることはありません。
やることの基本は同じですので是非参考にしてください。
おそらくこの勉強の話が一番聞きたいという方が多いと思います。
できるだけ細かく書いていきますのでよろしくお願いいたします。
部屋を片付る
まずは勉強ができる空間を確保しましょう。
私は10年以上勉強していなかったので、机の上に勉強をするスペースすらありませんでした。
「机=いらないもの置き場」になっていました。
これでは公務員試験の勉強ができませんので、いらないものは全て捨て、公務員試験の教材が目に見える位置に全て配置しました。
なぜかというと、人間は忘れる生き物です。
私は特に、物忘れが激しい方です。
昨日食べた夕飯もすぐには思い出せません。
これにはもちろん個人差がありますが、必ず人間は忘れる生き物だということを理解しておいてください。
公務員試験の教材を目に見える位置に置いたのはそのためです。
公務員になるための勉強をしなければならないということを、いつでも思い出せるようにするためです。
ちなみに、「エビングハウスの忘却曲線」というものがありまして、人は1日で74%忘れると言われています。
20分後には42%忘れているとも言われています。
つまり、人は見なくなるといつかは忘れてしまうのです。
だから、忘れたくないもの、重要だと思うものは、自分の目に見えるところに必ず置いてください。
ただ、掃除をするとよくあるのが「この漫画、読まずにはいられないっ!」、「この写真、若かりし頃の自分や~^ ^」など、掃除から大きく逸れることがあります。
その時は好きなだけやってください。
ただし、掃除にかける時間は「1日だけ」にしてください。
掃除を一生懸命行ったら公務員試験に合格するなんていうおとぎ話はありません。
勉強ができる環境であれば問題ありません。
何事もリミットがあればそれなりに上手くできます。
それにご安心ください、怠けた分は全て自分に跳ね返ってくるだけですので(笑)。
これもまた経験談としてどこかでお伝えできればと思います。
スケジュールを管理する
計画書を作成する
私は紙の計画表を自分で作りました。
と言ってそんな大それたものではなく、エクセルで30分もあれば誰でも簡単に作れます。
シンプルなのが一番だと思います。
A4判1枚に1週間分が入るように作りました。
1日の時間毎の行動、1日の合計勉強時間、1日の反省、1週間の目標、を入れただけです。
この用紙を出力して毎日書き込んでいきます。
先ほどもお伝えした通り、人は忘れる生き物です。
昨日何時間勉強したとか、何時に起きたとか、そういったことを記録しておくことにより、自分の生活を見直していくことができます。
これだけは言えることは、私は、この計画表を作っていなければ間違いなく合格していません。勉強が辛くて逃げ出したい時も、この計画表を見て自分のモチベーションを高めていきました。
自分が今まで積み重ねてきた時間の重みを感じることができ、「ここまで頑張ったからあと少しだ!」「ここで止めて何になる!」と自分に言い聞かせることができました。
公務員試験の勉強は確かに簡単ではなかったのですが、頭が良いとか、勉強ができるだけでは合格できないと思っています。
最も大切なことは、どこまで自分のモチベーションを高めて公務員試験に臨めるか、です。
スマホアプリで管理しても良い
また、スケジュール管理のスマホアプリはいっぱいありますので、自分の好きなものでもいいと思いますし、現在使っているものがあればそれを使うのも有効です。
私がもし使うとしたら、Googleカレンダーを使ったと思います。
スマホ、パソコンの両方から見られるのは良いなぁと思ったからです。
でもアプリを使わなかったのは、紙の計画表だと、時間が過ぎていくごとに厚みを増してくるからです。
自分の文字で1日の反省が書いてあると、後から見返した時に「自分って成長したんだな~」ということが実感できます。
私は、それが自分のモチベーションに繋がると思ったのでわざわざ手書きで書いていました。
結果として、モチベーション維持に最も有効だったのはこの紙の計画表だったと思います。
是非参考にしてください。