公務員試験 ~一般知能 空間把握②~ 空間把握の独学方法

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今回は、公務員試験の空間把握の独学方法についてお伝えしていきます。

勉強の仕方や空間把握という科目の考え方についてもお伝えしていきますので参考にしてください。

1、図形は実際に自分で作ってみる 

作れそうな図形は、自分で作ってみると分かりやすいです。

特に折り紙を折ってそこから切って広げる問題は、自分でやってみると本当に分かりやすいです。

解説の図形はかなり分かりにくいです。

解説を見ても理解できないという人は、自分で図形を作ってみてください。

それほど時間もかかりませんし、解説を見て悩むよりも早く理解できます。

これは結構おすすめのやり方です。

私もだいぶ作りました。

ただ、あまりにも難しい図形は作れないと思いますので、問題を見て作るかどうかは考えてください。

2、正攻法が一番良い方法のことが多い科目 


空間把握は、正攻法での勉強が一番良いと思います。

最初に問題は解かず、テキストを理解し、その後に時間を計って問題を解いて答え合わせ、というやり方です。

数的推理と判断推理は、いきなり問題を解いてもそれなりに解けます。

もちろん手も足も出ない問題もありますが。

しかし、空間把握はそうはいきません。

知識も何もない状態では、問題が解けません。

というより、時間がかかりすぎるので諦めてしまいます。

なのでまず、テキストを使って知識を深めた方が賢明です。

そこでどのような問題か出題されるかを確認し、その問題の解き方を覚えます。

これを地道に繰り返すのが、一番の近道だと思います。

お分かりの通り、空間把握の勉強はかなり時間がかかります。

その理由もあって、私は空間把握が最後まで得意になることはありませんでした。

元々、空間把握への勉強時間も少なかったので出来るようになる可能性はかなり低かったです。

公務員試験の勉強を始めている方は、数的推理や判断推理を優先的に勉強してしまいがちですが、空間把握も時間がかかりますのでお気を付けください。

出題数も、数的推理や判断推理とほぼ同じです。

空間把握は、数的推理や判断推理と同タイミングで勉強するのが理想です。

3、勉強が難しい 

空間把握は、公務員試験で独学をしている時に躓きやすい科目の一つです。

独学が難しいと感じるのは、解説が理解できない時に起こります。

空間把握は図形を使うので、その図形の構造などを理解できていないと、問題を理解することが出来ません。

空間把握という科目は私の中で、「半分取れれば良い科目」でした。

もちろん満点は狙っていますが、中々難しいことは理解していました。

出来る問題を少しずつ増やし、どうしてもできない問題は見なかったことにしました。

私のいつもの勉強法です。

公務員試験の本番では、何問正解したか分かりませんが、半分以上は正解していたと思います。

苦手な人間でも半分は取れますので、皆様もできる問題を少しずつ増やす意識を持って勉強してください。


4、無理なら数的推理の勉強をする 

数的推理と空間把握は科目の性質上よく似ています。

空間把握で得点を取ることが難しいと思っている人は、数的推理で点数を取る意識を持ってください。

なぜ数的推理かというと、空間把握を苦手な人の多くは、数的推理も苦手だからです。

この2つの科目を苦手なまま公務員試験を受験することは避けてください。

おそらく公務員試験の一次試験を突破できません。

私のボーダーは、数的推理と空間把握それぞれ半分くらいだと思っています。

つまり、仮に出題数が数的推理4問、空間把握4問の公務員試験の場合、両方合計して8問あります。

この半分になるので、数的推理と空間把握を合計して4問取れればボーダーだと思っています。

これはあくまで私のボーダーですが、苦手な人でもこのラインを目標にしていただきたいと思います。

このように、空間把握という科目は独学の難しい科目です。

場合によっては、勉強の比重を他の科目に割くことも必要です。

「空間把握が出来るようになれば良いけど、目標は公務員試験合格」という考えを常に忘れないでください。


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