今回も前回に引き続き、公務員試験の判断推理についてです。
その中でも、判断推理の独学の方法についてお伝えしたいと思います。
1、基本的に数的推理と同じ
勉強方法の基本は数的推理と同じです。
こちらのブログを参照してください。
自分の受験する自治体で出題される問題を優先的に解きます。
何か特殊なことをやる必要はありますせんが、私的には数的推理よりも時間がかかる問題が多いです。
なので、1問にかける時間を7分と設定していました。
これもあくまで目安なので、全ての問題がこの通りではありません。
最初の内は、10分くらい時間をかけても良いかもしれません。
2、図や表を描く練習
判断推理は、問題文のどこかに答えが書いてあります。
ただ、それが非常に分かりにくくなっているので、すぐには解けないのです。
逆に言えば、シンプルにかつ分かりやすく表現することができれば問題は解けます。
どのようにシンプルにするかというと、図や表を書くことです。
文字で問題文を表すのには限界があります。その代わりが図や表ということです。
特に表は使います。
イメージとしては、このような表です。
月 | 火 | 水 | |
A | 〇 | 〇 | 〇 |
B | × | 〇 | × |
C | × | × | 〇 |
D | 〇 | 〇 | × |
E | 〇 | × | 〇 |
これを問題文を読み解きながら自分で作っていきます。
図や表を自力で作ることができるようにならないと、判断推理で点数を取ることは難しいと思います。
なので、判断推理が苦手という方はまず、解説の流れに沿って表を作って埋めてみてください。
真似をして書くだけでも大きな効果があります。
手間を惜しむと良いことがありませんよ。
3、まずは書く
これは、どの科目の勉強でもお伝えしてきたことです。
特に判断推理は、やっていることが分からなくなってしまう科目です。
頭の中だけで解くことが出来ればよいのですが、そのような問題は中々出題されません。
最初の内は、多少汚くなっても良いので色々思いついたことを書いてみてください。
それを繰り返すことによって、無駄が少しずつなくなっていきます。
イメージとしては、分かることは全て書き表すことです。
分かることを書いていくと、また別のことが分かるようになります。
これが、判断推理の基本的な解き方です。
特に、表を作って解く問題はそうです。
この感覚を養うためにも、どんどん書いていくという意識を持ってください。
判断推理は、習うより慣れろという感覚が強い科目です。
4、見直しが短時間でできる
判断推理は見直しがやりやすいです。
なぜなら、自分で作った図や表と選択肢を見比べれば良いからです。
もちろん、図や表を間違って作ってしまうとお終いですが。
そうならないために、綺麗に素早く図や表を作る力が必要になります。
こればっかりは、反復練習しかないですね。
解説を眺めているだけではできるようになりません。
また、自分の答えが合っているかどうかを確認できることは、心理的にもかなりラクができます。
そういった意味でも、判断推理はしっかり点数を取りたい科目になります。
問題を解く際には、見直しをする癖をつけておいてください。