(2021年9月23日追記)
今回は、公務員試験の数的推理が出来る人の特徴をお伝えしたいと思います。
「数的推理、数学なんて嫌い!!」と思っている人も、案外考え方一つで出来るようになるかもしれませんので参考にしてみてください。
あと、あくまで「私の目線」です。ご了承ください。
1、数学が好き
これは、もちろんですね。数学は計算を多く使いますし、数的推理でももちろん使います。
あと、数学はきれいに解けると、迷いなく正解を導くことができます。
暗記科目や文章理解は、正解しているかどうかはあくまで自分の感覚になってしまいますよね?
解説を見るまで答えは分かりません。
というより、「確証が持てない」ということです。
しかし、数学にはそれがあまりありません。確かめ算もありますので、
「これが正しい!」という答えを出しやすい科目です。
私自身も数学が好きなのは、この「絶対に正解している!」という安心感が好きだからです。
2、文章読解能力がある
数的推理は、文章を読み解く力がないと正解できません。
これは、以前のブログでもご説明した通りです。
逆を言えば、現代文が得意という方は数的推理が出来るようになるチャンスでもあります。
数的推理が出来ないと思っている人でも、「文章を正確に読む」ことは練習したらできるようになります。
まずは、「文章を正確に読む」ことを数的推理という科目の入り口にするのはいかがでしょうか?
逆に数学が得意で、数的推理という科目が苦手な方は、文章を精読できるようにしてみてください。
3、応用ができる
以前のブログで「数的推理はパターン」という話をしました。
確かに「型」を覚えて当てはめることが出来れば、多くの問題を解くことが出来ます。
これは事実です。
しかし、「まったく同じ問題」は出題されることはありません。
自分なりにアレンジしていかなければなりません。
この応用することを「センス」と捉えることが多いです。
応用ができる人は、自分の持っている引き出しから必要なものを出して、問題を解く力があります。
このセンスを持っていない人が、センスを持っている人に対抗するためには、「経験」以外にありません。
多くの問題を解き、その解法を自分のものにしていくという地道な作業です。
この辺りの話は以前のブログで紹介しましたので参考にしてください。
4、解き方に正解はない
数的推理の問題を解く時に一番必要なことって、何だと思いますか?
「解説に載っている正しい解き方」
「解説にも載っていない裏技的な解き方」
違います。
「解き方に正解などない」ということを理解することです。
どの科目でもそうですが、数的推理も解き方に正解はありません。
どんな解き方でもよいので、正しい選択肢をマークできれば良いわけです。
意外にこの当たり前のことを理解していない人がいます。
他の人と解き方を比べあったり、自分なりの解き方があるのに、無理やり解説の解き方を真似したり、
といったことです。
最終的に問題を解くのは自分なので、自分が一番しっくりくる解き方をするのが一番良いです。
地道に数字を数えるやり方でも良いですし、たくさん計算するやり方でも良いです。
「要は解ければいいんだろ?」と思うようにしてください。
独学で勉強している方は、この考えにたどり着きやすいです。
しかし、公務員予備校に通っている方は、中々この考えを理解できません。
そのために数的処理が解けなくなってしまい、苦労してしまいます。
「先生が言っていることも一理あるな」くらいの感覚でいると、自分のペースを乱さずに勉強できます。
勉強ができない人ほど、「〇〇さんの言うことは絶対正しい!!」
と盲信する人が多いイメージです。
逆に、「自分の解き方が絶対正しい!!」と思っている人も、勉強ができないイメージがあります。
「正答にたどり着けば良くて、道順なんてどうでもええやん」というタイプの方が勉強ができる人です。
私の周りでも、こういうタイプの人の方が賢かったですね。
というより、何にでも応用が効くし、本質を見失わずにゴールに辿りつきます。
俗に言う、「頭がいい人」ですね。
皆さんも周りにこういう人いましたよね?
全てを真似する必要はありませんが、このことを知っておくだけでも、勉強に対する意識が変わるかなと思います。
是非意識してみてください。