公務員試験 ~文章理解②~ なぜ現代文の点数が取れないのか?

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今回は、前回に引き続き公務員試験の文章理解についてです。

その中でも、私が唯一ちゃんと勉強した現代文についてお伝えします。

まず、私は文系でしたので文章を読むことはそんなに嫌いではありません。

マンガも家に1000冊以上ありますし、読み始めたら10時間くらい読んでいられます(※マンガが読めることと、文章理解が解けることには一切関連がありません)

ただ、現代文ができたかどうかと言われると、できていませんでした。

なぜなら、勉強のやり方が一番よくわからない科目だったからです。

暗記科目なら、覚えてしまえば点数が取れます。数学的な問題なら理解して計算ができれば点数が取れます。

しかし、文章理解はそうはいきません。文章が理解できたとしても、選択肢を正確に削れるかどうかは分かりません。どの選択肢も正しく見えてしまいます。

このような方は比較的多いのではないかと思います。何となく回答して全問正解の時もあれば、1問しか正解しなかったということもザラにあります。

前職でも、現代文の勉強に苦しんでいる受験生はたくさん見てきました。現代文には様々な勉強法があると思いますが、「これだ!」と言える明確なものはありません。

現代文が解ける人の多くは、「何となく」で解けてしまいます。それ故に、できない人にアドバイスをすることが難しいのです。

感覚を磨くために「1日1問必ず現代文を解く」ということは必要不可欠な勉強法ですが、それだけでは絶対に得点できるようになりません。

まず、現代文ができない人に一番多いのは「精読」ができていない人です。私は、精読ができるようになれば文章理解は苦労しないと思います。

そういう私も精読ができていませんでした。現代文は英文とは違い、日本語で書いてあります。

つまり、書いてある内容が何となく理解できてしまいます。それ故にぼんやりとした理解で選択肢を見てしまいます。

これが、現代文が解けない最大の理由です。多くの人は選択肢を削るテクニックを磨きますが、点数が安定しません。

それは、問題文がしっかり読めていないのが原因です。

では、現代文を精読するためにはどのように勉強したらよいのでしょうか?

私が現代文を精読をするために行ったことは、2つだけです。

勉強を始めたころは点数が全く安定しませんでしたが、2つのことを実践するだけで現代文はほとんど満点が取れるようになりました。

次回はこの精読をするための具体的な勉強方法についてお伝えします。

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