今回は、公務員試験の中でも特に勉強のやりにくい文章理解の勉強方法についてお伝えします。
以前お伝えした通り、英文の勉強は諦めてしまいましたのでメインは現代文になります。
でも、以前のブログでもお伝えした通り「英文で点数を取ること」を諦めたわけではありません。
公務員試験の本番で得点できたかは分かりませんが、どのようにして私が足掻いたかを、またお伝えできればと思っております。
まず、公務員試験の文章理解という科目のおさらいです。
文章理解は、現代文、英文、古文からなる科目です。
この中でまず、「古文」は勉強する必要がありません。
必要がないというよりかは、やってもメリットがほとんどありません。つまり、勉強をする際のデメリットの方が遥かに大きいわけです。
デメリットはいくつかありますが、大きいところで言うと「出題数が多くて1問」というところです。
一見すると自然科学と同じことなのですが、文章理解に関して言えば、「何が出題されるか全くわからない」ということが言えます。
つまり、ヤマを張ることもできないので、古文で確実に点数を取ろうとすると、文章が読めるレベルまで自分の力を持っていかなければなりません。
高校の試験勉強レベルならまだ良いですが、自力で古文の文法を覚えることはかなり難しいです。別で専用のテキストが必要になるのは間違いありません。
さらにデメリットとして、問題を解く際に多くの時間がかかります。私が公務員試験を受験したときは、古文にはほとんど時間をかけていません。
そもそも古文を完読することは、私の知識量では不可能だと思っていたからです。勉強もしていませんしね(笑)
公務員試験本番の際に、多くの時間を使ってしまう問題は扱いに困ります。
すぐに回答できれば良いのですが、問題が分からなくて大量の時間を使ってしまった挙句、他の問題にかける時間を使い切ってしまうということも十分にあり得ます。
公務員試験本番で古文をしっかり解くということは、このようなリスクがあります。もちろん、大学時代の専攻が文学部などで古文が「とても好き!」という方は得点源にしていただければと思います。
ただ、多くの方は古文の勉強を避けて通ってきたと思いますので、その方々は他の科目で点数を取ることを強くおススメします。
今まで私が見てきた中でも、古文を勉強している受験生はまずいませんでした。
それでも公務員試験は合格できます。
どの科目を勉強するのかしないかは、最終的な目標になる「公務員試験合格」に繋がっているのかどうかを基準にして考えてください。
意外にこの当たり前のことを忘れて勉強をしている人がいますので、この目線は常に持つようにしてください。