公務員試験 ~自然科学①~ 合否を握る科目?

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(2018年1月22日)

(2021年9月12日)

今回は、公務員試験の自然科学の勉強方法についてです。

自然科学は、数学、物理、化学、生物、地学からなる理系科目です。

つまり、多くの文系出身者が捨て科目とする分野です(笑)

ざっくりどんなテーマかと言いますと、

数学は言うまでもなく計算問題です。

物理は、電気回路や力学に関する問題です。


化学は、分子の計算や気体や金属の性質に関する問題です。


生物は、人体や植物の構造や遺伝に関する問題です。


地学は、地震や天候に関する問題です。

この中でさらに細かく分類することができます。

 

数学、物理・・・THE 理系科目

生物、地学・・・THE 暗記科目


化学・・・両方

といった分類です。

ここまでをざっくり理解したうえで、まず私の話をさせていただくと、

私の高校時代は文系を専攻してしました。

理系科目は高校1年生の頃に少しやった程度ですが、

そもそも高校時代は、勉強自体をほとんどやっていませんでしたので、

自然科学の知識は中学で止まっています。(私の知識は全て中学校で止まっていた、とお考え下さい(笑))

そんな人間でも自然科学で点数が取れるのかと言いますと…

取れるんです。

なぜなら、公務員試験の科目の中で一番簡単な問題は、

自然科学の問題だと思うからです。

なぜそう言えるのかというのは私の推論になりますが、

まず、公務員試験は文系出身の方が多く受験します。

最近では理系出身の方が受験をすることも増えましたが、まだまだ圧倒的に文系出身の方が多く受験をします。

つまり、理系科目の問題を難しくしてしまうと、多くの文系出身の方は問題を解くことができないわけです。

そうなると、一定の人数が正答できるように問題のレベルを下げざるを得ません。

どのくらいまで下げるかというと「中学~高校1年生レベル」まで下げます。

私も最初に問題を見た時に、「これは難しい問題ではない」ということが一目で分かりました。

まぁ、勉強してないので解くことは出来ないのですが(笑)

実際に、前職で会ったほとんどの理系出身受験生が、「自然科学は簡単だから問題ない」と言っていました。

ただ、彼らは暗記科目で苦しんでいたのはまた別のお話…


公務員試験の自然科学の問題を現役の中学3年生に解かせると、おそらく半分近く得点できます。

それくらい基礎的で、簡単な問題ばかりです。


ただし、公務員試験の勉強を始めた頃の私の状態では、手も足も出ませんでした。

そこでまず、自然科学の中でも暗記科目に位置する科目を重点的に勉強しました。

上にも書いた通り、暗記科目に分類される生物と地学は覚えたら点数が取れます。

これらの勉強方法は「社会科学」と「人文科学」でお伝えした内容がそのまま活かされます。

暗記科目でやることは、基本同じです。

問題を解く、解説をノートに書く、

この繰り返しです。

詳細は以前のブログを参考にしてください。

正直、生物と地学は点取り問題です。

「自分は文系だったから、理系科目は全て捨てよう( ゚Д゚)」

なんてことは絶対にしないでください。


多くの方は社会科学に時間を費やしますが、意外と他の受験生に差をつけられないのです。

なぜなら、ほとんどの人が社会科学を中心に勉強するからです。

ここからは皆様に真似をしていただきたくない、公務員試験で落ちる人の典型的なパターンを書きます。それは、

「社会科学を点取り科目とし、英文、自然科学を捨てる」

です。これをすると、大部分の人が一次試験で落ちます。

 

次回、もう少し詳しくこの公務員試験での「落ちるパターン」について書いていきます。

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