最終更新日(2018年1月22日)
以前ブログで、「人文科学の文学芸術、思想には触れない」とお伝えしましたが、せっかくの機会なので私のお話をさせていただきます。
まず、公務員試験において文学芸術、思想を勉強する必要はありません。
というのもいくつか理由があります。
1、出題数が少ない
題の通りです。どの試験でも出題されて1問です。受験をする試験によっては、出題すらされないことも多々あります。
ここに勉強の時間を費やして、しっかり1問を取りにいくということもできますが、勉強する効率が悪すぎます。
というより、この科目を意欲的に勉強できる人はそうはいません。ほとんどの人が勉強する気も起きない科目だと思います(大学で専攻していた人には申し訳ございません)。
なので、出題数も少ないし、勉強するモチベーションを高めにくいなど、メリットが少ない科目と言えます。
2、問題の難易度が極端
難易度というよりかは知っている、知らないが如実に現れる科目です。誰もが知っていることが問題として出題されることもあれば、「誰だお前ら?」と、聞いたこともない名前が5つの選択肢全てに並ぶこともあります。
つまり、勉強していたとしても、みんなが知っている内容を聞かれれば「なんだよ。せっかく勉強したのに( `ー´)ノ」となります。
逆に、全くわからないことが聞かれてしまえば、せっかくの勉強も無駄になってしまいます。
以上の理由から、文学芸術、思想は一切勉強をしませんでした。
しかし、本試験では点数を取ることができました。
なぜなら、思想は政治分野と繋がっているからです。ホッブズやルソーなどがそうです。この政治分野がそのまま思想として出題されるケースも多々あります。
つまり、いちいち思想として勉強するよりかは、政治として勉強をして、その延長線上に思想があるという勉強方法が最も理想的だと思います。
同じく文学芸術も、日本史や世界史で軽く触れます。枕草子とか、夏目漱石とかです。これも思想と同じく、歴史の勉強の延長線上に文学芸術があると思えばいいわけです。
もし、それでもどうしても不安ということであれば、問題集の最も頻出度の高い問題を10問選別し、そこだけ覚えておいてください。
出題されたらラッキー、出題されなかったら「みんなできないでしょ」と思い込むことが大切です。
何にせよ、文学芸術、思想は、あまり得点源として見すぎない方が良い科目です。
特に、公務員試験に合格するという大局を見れば、時間をかけて文学芸術、思想を勉強するメリットはほとんどありません。
それを行うくらいなら、苦手科目の勉強をし、克服した方が圧倒的にメリットがあります。