公務員試験試験の勉強方法です。
前回の続きです。
こんな私がなぜ2か月半でルーズリーフを500枚以上使うようになったかというと、独学の場合、ノートでしか勉強ができないと感じたからです。
どういうことかと言うと、公務員試験のテキストや問題集にはそれほど余白はありません。どんどん書き込みをすればするほど、汚くて見辛いものになってしまいます。
私は、一度で全てのことを理解できるなどと思っていませんでしたので、一度見たものは3周するというルールを自分に課していました。
汚いテキストは、次に見る気を失くしてしまいます。問題集に書き込みをしてしまったら、答えが分かってしまうので同じ問題を解くことができなくなってしまいます。
そこで私の出した答えは
「テキストを1周したら、二度とそのテキストは見ないこと」
「問題集の解説も一度見たら、その解説は二度と見ないこと」
この2つを意識してノートを作りました。
2つに共通していることは、二度と見ないという意識を持つことでした。公務員試験の勉強を2ヶ月半で終わらせるのはスケジュール的に無理があります。
少しでも効率よく行うためには、やることとやらないことを仕分けする必要がありました。そのため私は、テキストと問題集の解説を見ることを捨てました。
もちろん全く見なかったわけではありませんが、そのテキストと問題集の解説の役割をノートに全て任せることにしました。
ただし例外で、一般知能科目は問題集の解説を見ていました。図や表やグラフ全てを書き写している時間はなかったからです。
一般知識科目は上記2つの意識をしっかり持って勉強を行いました。
この2つの意識を持つために重要なことは、ひたすら書くことです。
以前のブログでエビングハウスの忘却曲線の話をしましたが、人はどんどん忘れていってしまいます。忘れてしまっても、ノートに全て書いてあるという状況を作ることを意識しました。
そのために勉強をしていく中で、必要かそうでないか迷った事柄は必ず書くことが大切です。それを蓄積していくことで2か月半で500枚以上のルーズリーフを使うことになります。
6、筆記用具
筆記用具はできる限り良いものを揃えてください。これから長時間勉強することになります。
使うと手が痛くなるシャーペンや、力を入れても消えない消しゴムを使うのは勉強の効率を下げます。そんなところでケチる必要はありません。
私は1本1000円ほどするシャーペンを買いました。消しゴムは普通に市販されているものを使いました。
その中でも、内容量の少ないものを選びました。「値段が同じでも量が少ないものの方が質が高い」という持論で購入しました(笑)。
あとこれは意外に忘れがちなのですが、鉛筆も必須です。本試験は鉛筆で受験することになるのでダースで買っておきましょう。ちなみに私は本試験に5本の鉛筆を持ち込みました。
日頃の勉強はシャーペンで良いですが、試験2週間前からは鉛筆を使って勉強をしてください。鉛筆は長時間使うと指が痛くなりますので、ゴムのグリップがあると便利です。
あと、鉛筆用のキャップもあると良いです。持ち運びの際に折れてしまう可能性があります。
また、携帯用の鉛筆削りも必須です。特に専門試験まである方は、丸くなった書きにくい鉛筆を使うことになりますので鉛筆削りは必ず用意しておきましょう。
鉛筆用のゴムグリップもキャップも鉛筆削りも、100円ショップで揃えることができます。
試験用のアイテムはあるに越したことはないので、是非揃えていただきたいと思います。
他にも100円ショップで良いものがあれば、購入をオススメします。当たりの商品なら公務員試験を有利に立ち回れます。それは非常に良い買い物になります。
仮に外れても100円の損ですからね。そこまで痛手にはならないと思います。最近では様々な便利グッズが販売されています。ショッピングが好きな方は、そういった目線で買い物をするのも試験勉強の息抜きにもなりますよ。